ワイルド・スピードシリーズ9作目である『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』を見ました。
今回の作品はいつものワイルドスピードとは違ってヴィン・ディーゼル演じるドミニクは出てきません。ドウェイン・ジョンソン演じるホブスとジェイソン・ステイサム演じるデッカード・ショウの2人がバディを組みます。
つまりワイルド・スピードシリーズのスピンオフなんです。
メインの2人がホブス&ショウってだけあってアクションの迫力は相当あります。
(特に素手の戦いではあの2人は強すぎる!!)
ワイルド・スピードを継承しているところや違うところ、終盤からエンディングにかけての気になるポイントなどを含めて『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』を見た感想と考察をまとめました。
ネタバレが含まれていますのでまだ見てない方はご注意を。
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『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』のあらすじ
「ファミリーのみんな、力を貸してくれ。」
LAで娘と暮らすホブスとロンドンで優雅な生活を送るデッカードの元に、政府からある協力要請が入る。
それは、人類の半分を滅ぼす新型ウイルス兵器を狙うテロ組織、そしてそれを率いる超人的な戦士・ブリクストンに急撃され、ウイルス共に姿を消したMI6エージェント・ハッティを保護するというミッションだった。
しかも、ハッティはショウの妹でもあるという-。
ホブスとデッカードは「こんな奴と誰が組むか!」と協力を拒否するが、危機的状況を前に、仕方なく手を組む事に…世界の命運はこの2人に託された!
出典:ワイルドスピード / スーパーコンボ 公式サイト
ワイルド・スピード/スーパーコンボの監督は?
デヴィッドリーチ監督 #かっこいい映画監督選手権
ジョンウィック、アトミックブロンド、デップー2の監督だな。
ていうか元々俳優兼スタントマンやっててKOFの実写版でテリーボガードやってたそうだwww pic.twitter.com/F7aqgjgCer
— 913 (@555faizsmash) June 5, 2019
今作の監督を務めるのはデヴィット・リーチ監督です。
『デッド・プール2』や『ジョン・ウィック』を監督したことでも有名です。
デヴィット・リーチ監督は元々はブラピやマット・デイモンといった俳優のスタントダブルとして活躍していたみたいですね!
さらにジェイソン・ステイサム主演の『メカニック』では俳優として出演するなどしていて、現場経験豊富な監督なのです。
『デッド・プール2』や『ジョン・ウィック』を見ればわかりますが、アクションシーンに高い評価を得ていて、今回のスーパーコンボでもかなりのアクションが繰り広げられています。
あとおもしろいのはデヴィッド・リーチ監督はこっそりチョイ役で出演しているのでよかったらぜひ探してみてください。
【スタントダブルとは?】
顔が見えないスタントシーンで俳優の代わりに演じることです。
昔は替え玉とか吹き替えとか言われていました。
登場人物の紹介
メインに登場する人物の紹介をしておきます。
ルーク・ホブス / 演:ドウェイン・ジョンソン

元アメリカ外交保安部(DSS)捜査官です。
『ワイルドスピードMEGA MAX』から登場し、それ以降の作品ではドムたちのファミリーの一員のようになっています。
デッカード・ショーとは今までのワイルドスピードシリーズで何度か殴り合いをして犬猿の仲です。
ホブスにはサマンサという娘がいてシングルファザーで育てています。
今作でサモア出身ということがわかり、ブリクストンを倒すためにサモアの家族と協力します。
デッカード・ショウ / 演:ジェイソン・ステイサム

元イギリス軍特殊部隊員で元MI6エージェント。
『ワイルド・スピード / SKY MISSION』で敵役として登場し、それ以降では実は悪いやつじゃなかったっていうスタンスで協力していきます。
オーウェン・ショウという『ワイルド・スピード / EURO MISSION』で敵役だった弟がいます。
けっこう家族想いでオーウェン・ショウの仕返しにドム達と戦ってますし、今作では妹のハッティ・ショウを助けるために戦います。
服役中の母親マグダーレン・ショウにもよく面会行っているみたいだし家族大好きですね。
ハッティ・ショウ / 演:ヴァネッサ・カービー

MI6エージェントで、今作ではウイルスをブリクストンに奪われまいとして自分の身体にウイルスを打ちこみます。
世界中の人が死滅するウイルスなのでハッティの身体から取り出す必要があり、ホブス&ショウはハッティと世界を守るために戦います。
ちなみにデッカードの妹だが、デッカードがMI6を裏切った人物として距離を置いていたみたいです。
ブリクストン / 演:イドリス・エルバ

テロ組織エティオンに改造され超人的な能力を持つようになったブリクストン。
銃弾も手で止めたり、相手の攻撃を予測するような眼(?)も持っていてホブス&ショウの攻撃も当たりません。
デッカード・ショウとは元同僚で昔に射殺されるが、エティオンに改造されて復活。
エティオンが人類を殲滅させるためにウイルス・スノーフレークを狙っています。
しかしハッティが自分の身体にウイルスを打ち込んだためにハッティからウイルスを取り出そうとし、ハッティを狙います。
スーパーコンボのエンディングの謎を考察
いきなりですが、スーパーコンボの終盤からエンディングにかけての謎から考察していきます。
今作で一番気になるのはラストシーンでしょう。
- エティオンの黒幕は誰?
- ライアン・レイノルズ演じるロックの言う新ウイルスとは?
- 警官に囲まれるデッカード・ショウはどうなる?
①エティオンの黒幕は誰?
ブリクストンを倒した後ヘリのスピーカーから黒幕がホブスに話しかけます。
どうやらホブスと対峙したことがあるみたいなのです。
そのことから今までに登場したキャラかと推測できるのですが、『ワイルドスピードMEGA MAX』でホブスが登場してからの敵役では妥当な人物が見当たりません。
そこで考えたのは黒幕は敵ではなく味方側ではないのかということです。
今回出演したライアン・レイノルズ演じるロックはかなり怪しかったですしね。
今回の事件もロックがホブスに要請したものですので、ホブスを陥れようとしてやったことだとも考えられます。
まあただの推測ですが。
②ライアン・レイノルズ演じるロックが言う新ウイルスとは?
エンディングクレジットで軍人達が取れている廊下の先の部屋でロックがホブスに電話をかけて「新ウイルスが現れた。」という話が出てきます。
この新ウイルスは一体なんなのか?
続編で出るウイルスなのか?
それともロックが冗談でテキトーに言ってるだけなのか?ロックが言っているだけに本当か冗談かもわからないんですよね。
ワイルドスピード9(仮)ではドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムは登場しないみたいですので、もしかしたらこのままホブス&ショウの続編があり続いていくのかもしれません。
③警官に囲まれるデッカード・ショウはどうなる?
ホブスからショウに電話があり「警官に包囲させた」と連絡があります。
ショウはお店の外に出て警察の方に歩いていき本作は終わります。
これは続編の可能性を示唆するものかもしれませんね。
ロックから連絡のあったホブスはショウに協力を要請するために警察で囲んだということが考えられます。
つまりホブスとショウがまた協力する可能性が出てきました。
スピンオフで新たなシリーズが続くというのもおもしろいですよね。
ワイルドスピードを引き継いでるところは?
スーパーコンボはワイルドスピードシリーズのスピンオフでホブス&ショウがメインになっています。
この2人がメインなだけあってワイルドスピード以上にアクション、特に格闘シーンはかなりの迫力と見せ場があります。
見ている最初は「ワイルドスピードと全然違うやん。完全別物映画や!」と思ったのですが、後半になるに連れてワイルドスピードを引き継いでいる部分がありました。
- ファミリーとのチームプレイ
- 車を使ったアクション
ファミリーとのチームプレイ
ワイルドスピードでは「血は繋がっていないけど俺達ファミリーだぜ。」というギャングさながらのファミリーという仲間感が前面に押し出されています。
スーパーコンボではホブスのサモアに住んでいる家族を協力してブリクストンと戦います。
ホブスは警官になって父を検挙したことにより裏切り者とみなされて家族と疎遠でしたが、今回の事件で協力を仰ぐことになります。
またデッカード・ショウは妹ハッティ・ショウに避けられているのみ関わらず積極的に関係修復をしていきます。
今回はホブスとショウの血の繋がったファミリーとのチームプレイで敵と戦っていくのです。
このファミリーとのチームプレイはワイルドスピードからしっかりと引き継がれていましたね。
車を使ったアクション
ワイルドスピードといえばやはりカーアクションですよね。
今回もただのカーアクションではなくワイルドスピードっぽいカーアクションがあります。
サモアでレトロな車4台をくっつけてヘリコプターとの引っ張り合いになります。車を自由自在に動かしていく感じはワイルドスピードならではのアクションです。
さらにいつものニトロエンジンも詰め込まれていて、最後の切り札として発動させるのもワイルドスピードならではのシーン。
スーパーコンボはワイルドスピードのスピンオフでワイルドスピードを見ていなくても楽しめるぐらい全然違うものですが、ワイルドスピードらしさもしっかりと引き継いでいるのです。
ワイルドスピードシリーズと違うところは?
逆にワイルドスピードシリーズと違うところはどこでしょうか?
メインがホブスとショウというスピンオフなのでもちろん違うものになるのですが、特に違うなと感じたものをまとめておきます。
- コメディ要素が強い
- 近未来的な要素
コメディ要素が強い
スーパーコンボではコメディ要素が強いですね。
『デッドプール2』の監督であるディビット・リーチが監督している影響もあるでしょう。
ホブスとショウは仲が悪く敵と戦いながら悪態をつく姿はなかなかおもしろいです。
ライアンレイノルズ演じるロックのマシンガントークもデッドプールを見ているみたいで笑えます。
間違いなくドミニクにはないコメディ感。
まあドミニクがコメディ感たっぷりだったらなんかイヤですけど・・
近未来的な要素
ホブスとショウは人間離れした強さを持っています。
そんな2人と戦う敵はどんなやつかと思えばサイボーグまがいな超人的な男ブリクストン。
とうとう敵はサイボーグみたいなSF的な相手になってしまったか。
ワイルドスピードでは人間離れした動き(車がビルから飛ぶとか)はたくさんありましたが、人間ではない敵はいませんでした。
ブリクストンは自由な変形ができるハイテクなバイクに乗り瓦礫が落ちてきても死にません。
まあホブスのショウの2人の相手に生身の人間では務まらないですよね。
この2人もビルとか崖から落ちても全然死なないしいつも無傷なのが笑える。
最大の見せ場はホブスとショウのコンビプレー
今作のタイトルはスーパーコンボというだけあってラストにはホブスとショウのコンビプレーが最大の見せ場です。
今まで悪態をついてきた2人が息のあったコンビプレーをして、ブリクストンを追い詰めていきます。
ブリクストンは相手の攻撃の軌道を読むことができるので、1人が殴られている間にもう1人が殴るという作戦でブリクストンを撃退。
瓦礫が落ちてきても銃弾で撃たれもケガしなかったブリクストンに素手でダメージ与えるなんてどんな腕力だ。
原題は『ホブス&ショウ』ですが日本語タイトルは『スーパーコンボ 』。
最後までこの作品を見るとこのようなタイトルにつける理由もわかりますね。
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