海外ドラマ「ヴァイキング 〜海の覇者たち〜」のシーズン1を見ました。
伝説のヴァイキング王ラグナル・ロズブロークを描いた海外版の大河ドラマで、海外ではそれなりに評価されているのですが、日本ではマイナーです。
この記事は、ヴァイキング 〜海の覇者たち〜のシーズン1ネタバレあらすじと感想です。
ネタバレありなのでまだ見てない方はご注意ください。
ヴァイキングの他シーズンのネタバレもこちらでまとめてあります。
ヴァイキングのシーズン1のあらすじの流れ(ネタバレ)
- ラグナルが誰も行ったことがない西への航路を目指す。
- 首長の反対を無視し、仲間を集め西の大陸に向けて船を出港する。
- イングランドのノーサンブリアにあるリンディスファーン修道院に到着し、略奪。
- ラグナルたちは財宝を持って、カテガットに帰ってきたが首長に没収されてしまう。
- ラグナルたちは再びノーサンブリアに行き、町を襲撃し、略奪を成功させる。
- 西への略奪遠征が終わり、ラグナルは自分の集落に帰るが、首長のハロルドソンがラグナルに奇襲をかける。
- ラグナルとハロルドソンが決闘し、ラグナルが勝利。新たな首長になる。
- 3度目のノーサンブリアへ遠征し、ラグナルは軍を率いているエラ王の弟を捕まえる。
- エラ王に身代金を要求するが、支払われなかったために、王の弟を処刑する。
- ヴァイキングに恐れをなしたエラ王はラグナルに金銀を与える。
- ラグナルがカテガットに戻ると妻ラゲルサが流産。
- 流産で落ち込んだラグナルは、ウプサラの神殿に行き生贄の儀式を行う。
- ウプサラでラグナルはホリック王に会い、忠誠を誓う。
- ホリック王の使者として、イェータランドの首長ボルグに交渉しに行く。
- 交渉決裂。
シーズン1は9話構成になっています。
9話で終わるってまた中途半端ですが、この「9」にも意味があります。
北欧神話では「9」という数字がよく登場します。
9つの世界や、光の神ヘイムダルは「9人の母親の子」と呼ばれ、女神ラーンには「波の乙女」と呼ばれる9人の娘がいました。
このように北欧神話では9という数字がよく出てきて、ヴァイキングは北欧神話と深いつながりのあるドラマのためシーズン1を9話までにしたそうです。
意外と考えられていますね。
ヴァイキングがよりおもしろくなるように北欧神話などの解説もまとめてあるので、興味ある方は読んでみてください。

感想①:ノーサンブリアから略奪するヴァイキングが衝撃的!


ヴァイキングの私のイメージは「海賊で野蛮で乱暴」 でした。
このドラマ見てるとヴァイキングは海を渡ってるだけで海賊ではないんだということがまずわかりました笑
「野蛮で乱暴」はイメージ通りで、略奪するということが生活の一部になっています。
当たり前のように「今年の夏の略奪計画はどうする?」という話し合いがなされていることに驚きです。
シーズン1では西のイングランドのノーサンブリア王国で3度に渡り略奪が行われます。
- リンディスファーン寺院を略奪。
- 近くの町から略奪。
- エラ王から金銀をいただく。
ハッキリ言ってノーサンブリア側は何も悪いことしていないのに、ヴァイキングがいきなり来て略奪していくなんてかわいそすぎます。
普通ドラマ見てると略奪する方が悪役だったりするのですが、ヴァイキングでは略奪する側が視聴者側という珍しい立ち位置。
いきなり襲われ、殺され、金品を奪われるノーサンブリアの人たち。
ひどい、ひどすぎる。
ヴァイキング側は何も悪いことしているって思ってませんしね。
多分、これはしてはいけないとかそういう価値観がないんでしょうね。
正義もへったくれもないです。
話し会いとかもあまりないですし、とりあえず殺すみたいな。
そんなヴァイキングの行動が衝撃的でした。
感想②:他のヴァイキングと違ってラグナルは頭が良い。


ラグナルって頭いいんですよ。
リンディスファーン寺院を襲った時に、北欧の言語をしゃべれる修道士アセルスタンを殺さずに連れて帰り、キリスト教のことやイングランドのことイングランドの言葉を教えてもらいます。
そして、教えてもらったことを次の略奪遠征に活かして、略奪を成功させます。
頭いい〜!
他のヴァイキング達だと、とりあえず「殺しとこうぜ。」って感じですから。
動物みたいなヤツばっかりです。
ラグナルは、先のことを考えて行動する頭を持っているのが、また一味違うところですね。
西に国はないという首長のハロルドソンと西に略奪遠征しに行きたいというラグナル。
この2人の対比もなかなかおもしろいです。
ハロルドソンは今までのやり方をいく保守的な考え方、ラグナルは新しいものに挑戦していく改革派な考え方。
ラグナルが勝ち新しい首長になり、西への略奪遠征の道が拓けていきます。
時代の変わり目には、世代交代ですね。
感想③:当時の価値観がわかるウプサラの生贄の儀式


シーズン1の8話でウプサラの神殿で生贄の儀式が行われます。
生贄に山羊や鶏などの動物を9匹、人間9人を生贄として、神に捧げます。
ビックリしたのは、生贄になることが名誉のように死んでいくことです。みんな誇らしく死んでいきます。
今の時代から考えると、かなり変です。
私だったら絶対イヤ。
当時のヴァイキングの宗教観や価値観が伺えるシーンでした。
ちなみにアセルスタンが最初選ばれたのですが、まだキリスト教への未練があることと意志が弱いって理由で却下されてました笑
アセルスタンはキリスト教なので、生贄になるのはかなりイヤで、ラグナルに対してちょっと軽蔑した視線を送ってましたけどね。
あとウプサラって都市はスウェーデンに今もあります。
感想④:シーズン2へと続く出来事
シーズン1のラストである9話では、シーズン2に続く出来事が起こります。
- アスラウグ王女がラグナルの子どもを身ごもる。
- ボルグとホリック王の交渉が決裂し、戦争が起きる。
- ロロが裏切り、ボルグ側につく。
- カテガットでは、疫病が蔓延し、ラグナルの娘ギーダが亡くなる。
シーズン2から色々と変わっていきそうですね。
ロロは最初っから、なんかやらかしそうな雰囲気出ていたので裏切ったところであまり驚きはありませんでした。
この時代に疫病が流行ったら、人がどんどん死んでいきますね。
医療なんてものはなく、頼るのは神で、また山羊を殺して生贄を捧げていました。
それで、疫病がなくなったのも不思議ですが・・
この時代ってホントに人の命が簡単になくなりますね。
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