最近はNetflixのオリジナル作品にハマっている。
今回見たのは『タイラーレイク/命の奪還』という思いっきりアクション映画です。
この映画はNetflixにおける1か月の視聴世帯数史上最高記録を、わずか1週間で塗り替えたことで話題にもなりました。
「そんなおもしろそうな映画があるなら早く言ってよ〜」
ってことで、『タイラーレイク/命の奪還』を見た感想をネタバレありで紹介していきます。
あとラストシーンについても考察したので興味ある人は読んで見てください。
タイラーレイク/命の奪還とは?
タイラーレイクはNetflixのオリジナル映画です。
『マイティ・ソー』主演のクリス・ヘムズワースと『アベンジャーズ/エンドゲーム』の監督・ルッソ兄弟の脚本ということもあり、前評判もかなり高め。
さすがルッソ兄弟というだけあってアクションは見どころあり。
ただこの映画はアクションだけでなく、主人公のタイラーが自分と向き合ったり、子どものオヴィの心理描写などの表現が上手にされていると思う。
ちなみにWikipediaによると
Netflixにより全世界独占配信され、1週間で9000万以上の視聴世帯数を記録。Netflixにおける1か月の視聴世帯数史上最高記録を、わずか1週間で塗り替えた
引用:Wikipedia
という人気ぶり。
あらすじと予告動画
対立する麻薬王。
誘拐された少年。
無謀な賭け。
いつもと同じはずの任務に過去の過ちを重ね合わせ、男は償いのために命をかける。
出典:Netflix
麻薬王の息子・オヴィがさらわれて、息子を助け出すために傭兵のタイラー・レイクのチームが雇われます。
オヴィを救出しにいくのですが、裏切りや対立している麻薬組織などに襲われまくる話です。
最初からずっとアクションがあって臨場感と緊張感は半端ないですね。
タイラーレイクの登場人物&キャスト
タイラーレイクの登場人物とキャストを簡単に紹介しておきますね。
タイラー・レイク / 演:クリス・ヘムズワース

裏社会の傭兵です。
映画見ている限りかなりの凄腕です。
何人殺すねんって感じ。
子どもを亡くしたことをずっと背負い込んでいるシーンもあります。
相変わらずクリス・ヘムズワースの筋肉はすごい。
腕とか丸太みたいやもん。
オヴィ・マハジャン / 演:ルドラクシャ・ジェイスワル

麻薬王の息子。
メッチャ普通の子どもだけど、いきなりさらわれてしまいます。
不安な時はピアノを弾くと落ち着くらしい。
最初はタイラーのことも信じていないけど、一緒にいるうちに信じるようになっていきます。
ニック・カーン / 演:ゴルシフテ・ファラハニ

タイラーのいる傭兵チームのリーダー。
デキる美人傭兵です。
サジュ / 演:ランディープ・フーダー

オヴィの父親の手下で、オヴィのお目付役みたいな人。
元特殊部隊でけっこう強い。
さらわれたオヴィを助け出さないと自分の家族の命も危ないので鬼必死。
タイラーレイクのネタバレあり感想
タイラーレイクの感想をネタバレありで紹介していきますー。
臨場感ある戦闘が半端ない

タイラーレイクは臨場感のあるアクションが一番の見どころでした。
タイラーとサジュがバトっている時なんてもうマジの格闘。
実際に街中でナイフ持ってあんなケンカ始まったらびっくりするけどな。
あとは警察がタイラーを追っている時のカメラワークなんかは緊張感あった。
警察の一人の目線でカメラが撮られていて、いきなり横からタイラーが出てくるので、警察の緊張した動きや気持ちなどに共感しやすい。
さすがはルッソ兄弟。
アベンジャーズはヒーローなのでスーパーパワーや能力バトルだが、タイラーレイクはルッソ兄弟のリアルな戦闘を見ることができる。
にしてもタイラーは雷神ソーのごとく、殺している人数も半端ない。
警察や軍人とか相手になってないし。
なんとか戦えたのはサジュだけ。
それぐらいタイラー強い。クリス・ヘムズワースは雷神でも人間でも無敵。
ストレンジャーシングスのホッパー署長出てきた!

個人的にテンション上がったのはストレンジャーシングスのホッパー署長の役をしていたデヴィット・ハーバーが出てきたことです。
読者のみなさんには1ミリも興味がないことかもしれませんが笑
最近ストレンジャーシングスにもハマっていたので、ホッパーが出てきただけで叫んでしまいました。
ギャスパーというタイラーに借りがあるので助けてくれるかと思いきや「子どもを殺して1,000万ドルもらおう。」というクソやろうの役でした。
実際のところはギャスパーにも愛する奥さんがいて生きるためにそういう判断になったんですが。
ストレンジャーシングスはNetflixのオリジナル海外ドラマなので興味ある人はストレンジャーシングスがガチでおもしろすぎる!面白くないって奴は頭おかしいんか?で紹介しているので読んでみてください。

警察や軍まで敵だらけすぎて絶体絶命


僕がかなり気になっていたのはオヴィを狙っている敵側が警察や軍を操っているのがやりすぎ感。
「どんな権力持ってんねん。」とツッコミ入れたくなるところ。
そんな権力あるならオヴィ狙わんでもよくね?
もうそのまま突っ走しちゃいなよ。覇権取れるからさ。とアドバイスしたくなるほど。
終盤は橋の上で警察、軍人、特殊部隊、傭兵が戦争のような銃撃戦。
スナイパーがいるわ、ロケットランチャーでヘリを墜とすわ。
もう混戦状態。サジュもあっさり死亡。
けどサジュ役の人の演技はアツかった。演技のことは正直よくわからんけど、気持ちこもってた。
そんな警察や軍まで動かせる敵ボスも最後にはあっさり傭兵の女リーダー・ニックに瞬殺。
結局、ニックが一番デキるヤツだわ。
(スナイパーも殺してるし。)
ラストってタイラーは生きてんのか考察
ラストシーンは事件から8ヶ月経ちます。
オヴィはプールに飛び込み、水面に上がった時に振り返ると奥にタイラーのような人影が見えます。
しかし、この人物がタイラーなのかどうかが定かではありません。
タイラーは橋の上で戦闘でスナイパーに胸を撃たれ、敵ボスに気に入れられてた子どもに首を撃たれて、川に落ちます。
普通に考えたらタイラーは完全死亡です。
ただ最後の人影はタイラーだと期待してしまいますね。
っというかタイラー以外に誰がオヴィに会いにくんねん。
あれがタイラーの死を知らせにきた西洋人ってだけだったらかなりサムい結末。
オヴィを守る新しい護衛とかもサムすぎ。
なのでタイラーが生きていてオヴィに会いにきたというのが一番個人的には好き。
こういうのって視聴者にその後を想像させて楽しませるようにしてると思うから、答えはないんだけど、僕はタイラーには生きていてほしいかな。
みなさんはどうですか?