今までの人生を振り返ってみて思うのは、自分の生き方に本がとても大きく影響しているということです。
その本の中でも「経営者やスポーツ選手といった何かを達成したことある人の生き方が書いている本」が特に影響を受けました。
自叙伝、自伝、伝記本というやつです。
本を通じて、多くの人の生き方を知ったからこそ今の自分があると思います。
そこで人生に影響を与えてくれたおすすめの自叙伝を紹介していきます。
おすすめ自伝その1:ザッポス伝説
アメリカ最大の靴のオンライン小売であるザッポスの創業者トニー・シェイの半生を描いています。
前半はトニー・シェイの生い立ちとザッポスを創業するまでの経緯について書かれていて、後半はザッポスが社員や顧客から圧倒的に支持される理由であるザッポスの企業文化について書かれています。
トニー・シェイのストーリーもおもしろければ、ザッポスの企業文化も「なるほど!」とうなずくほど感銘受けます。
「お金儲けよりもビジョンの実現に力を入れることで、結果的にお金はついてくる」
こういった言葉はよく聞きますが、ザッポスはそのようにしてまさに成功した企業です。
他の自伝と比べてもかなり惹き込まれます。
厚みのある本なのに、一気に読んでしまいました。書き方も物語風で柔らかい感じなので、読みやすいです。
- ビジョンの実現を目指せば、お金はついてくる。
- 自分がワクワクすることをやるべき。
- 相手が喜ぶことをする。
おすすめ自伝その2:スティーブ・ジョブズ
誰もが知るアップル創業者のスティーブ・ジョブズの伝記です。
ジョブズの生い立ちから、アップルの創業、iPhone、iPadの開発、引退、まで詳細に書かれています。
ジョブズのものづくりに対する想いや姿勢が半端なくすごいです。
「神は細部に宿る」と言いますが、ジョブズのものづくりにはまさに神が宿っていたのだと思います。
またジョブズの人間性の良い面、悪い面も包み隠さず書かれていて、ジョブズとはどんな人なのかを知ることができます。
この本を読み終わったらアップルのことが好きになります。
- 「神は細部に宿る」。こだわりをもつこと。
- 「何をしないかを決めるのは何をするのか決めるのと同じくらい重要」
- リーダーシップ力
おすすめ自伝その3:海賊と呼ばれた男
百田尚樹による歴史経済小説ですが、出光興産創業者の出光佐三をモデルとしています。
出光佐三の人生が、国岡鐵造という人物を通して描かれています。
石油を扱っていた会社だが、戦争で石油がなく危機に陥りますが、見事に再生していきます。
石油を独占しようとする海外の石油メジャーと戦うことで、日本という国自体を復活させていきます。
幾度となく困難にぶちあたりますが、国岡鐵造(出光佐三)の人間性や覚悟で乗り越えていきます。
ビジネスパーソンにもおすすめしたい一冊です。
- 人間としてどうあるべきかを考えさせられる。
- 逆境を乗り越えていく姿勢。
- トップに立つ人の覚悟。
- 背負っているものがある人の強さ。
おすすめ自伝その4:毎日が冒険
自由人・高橋歩さんの書いた本です。
生い立ちから始まり、大学の時に仲間4人でBARを出し4店舗に広げ、それを辞め、次は出版会社を創ろうと決めるところまでの実話です。
BARを作るのに1ヶ月で600万円必要と言われ、貧乏学生の4人が1ヶ月で600万円集めるために奔走します。
このお金集めの話を読んでいると、「自分も頑張ったらなんでもできそう!」って思わせてくれます。
20代の人や学生に是非とも読んでほしい本です。
影響されやすい私は「自分も好きなことでメシを食っていきたい!」と思いました。
- 自分が楽しいと思えることをやっていったほうがいい。
- できるできないではなく、やるかやらないか。
- 自分が好きなことでメシを食っていきたい。
- 挑戦する楽しさ。
おすすめ自伝その5:渋谷で働く社長の告白
サイバーエージェント社長の藤田晋さんのノンフィクションです。
21世紀を代表する会社を創りたいという想いから、サイバーエージェントを創るが、ITバブルの崩壊、買収などの多くの危機に直面したことを赤裸々に書かれています。
かなり面白く、一気に読めます。
藤田晋さんの仕事に対する姿勢や生き方、夢を追いかけるパワーなど多くのことを学べる一冊でもあります。
- 仕事に対する姿勢が変わった。
- 夢に向かう時の逆境にあった時の心構え。
- 自分の信念を貫くことの大切さ。
おすすめ自伝その6:ゼロ
最近では堀江さんは拝金主義のようなイメージはないかもしれませんが、ライブドアから刑務所の時代はあまりいい印象は持っていませんでした。
当時この本を読んで堀江さんの見方が180°変わりました。
お金のために働いているわけでなく、好きなことに一生懸命取り組んでいる人なんだと感じました。
堀江さんの生い立ちからライブドア、刑務所の話も書かれていて、彼の生き方がわかる内容です。
- 仕事観が変わった。
- 仕事へのモチベーションが上がった