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移動都市/モータル・エンジンのネタバレあらすじと感想!思ったよりおもしろい!

「移動都市/モータル・エンジン」を見ました!

日本ではあまり知名度がなく、知らない人も多いかもしれません。

実は僕もあまりこの映画のことを知らずに、何気なく見たのですが、ハッキリ言って、

「おもしろい!」です。

どうやら映画の宣伝が下手とかキャストの知名度が低いとかで、この映画は日本での知名度がなかなか上がらないらしいです。

そこで、「移動都市/モータル・エンジン」の作品情報の紹介を書きます。
後半にはネタバレ感想もあるのでまだ見てない人は注意してください。

移動都市/モータル・エンジンの作品情報

フィリップ・リーヴが描いた全4編からなる原作小説『移動都市』をもとに『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』で脚本・制作をしたピーター・ジャクソンが映画化した作品。

監督は、これが長編映画監督デビューとなるクリスチャン・リヴァースです。

車輪が取り付けられた移動型都市同士が争うポスト・アポカリプス、スチームパンク的な世界を舞台とした物語となっています。

 

移動都市/モータル・エンジンのあらすじ(ネタバレなし)

世界が滅び、人々は空に、海に、
そして地を這う車輪の上に都市を創った。

たった60分で文明を荒廃させた最終戦争後の世界。
残された人類は空や海、そして地を這う車輪の上に移動型の都市を創り出し、
のかの小さな都市を”捕食”することで資源や労働力を奪い生活している。
“都市が都市を喰う”、弱肉強食のせきあへと姿を変えたこの地上は、巨大移動都市”ロンドン”によって支配されようとしていた。
他の都市を次々と飲み込み成長を続けるロンドンを前に、小さな都市と人々が逃げるようにして絶望的な日々を送る中、一人の少女が反撃へと動き出すー。

 

移動都市/モータル・エンジンの予告動画

 

移動都市/モータル・エンジンのネタバレあらすじ

これ以下は、ネタバレありのあらすじとなります!

 

へスター・ショウのロンドン侵入

鉱山で生計を立てる小さな移動都市は、巨大な移動都市「ロンドン」に捕まった。ロンドンに捕まると都市にあるものすべてが没収されてしまう。

没収したものの中にオールドテクがないか探している歴史家見習いのトム。
そこにロンドンを代表する考古学者サディアス・ヴァレンタインがあらわれ、人々に尊厳のある扱いをすることを約束すると話し、トムは憧れのサディアスと会えたことで喜んでいる。

すると隠したナイフを握りしめたへスター・ショウがサディアスに近づいていく。
トムは不審に思い、止めに行こうとするが、間に合わない。へスターは「母の仇だ」と言いサディアスを刺す。
サディアスは驚きの表情を見せる。トムはへスターを止めに入るが、へスターは逃げだす。トムは追いかけ、へスターを追い詰めるが、へスターは「サディアスは自分の母親を殺した」と言い、ダストシュートに落ちていく。

致命傷に至らなかったサディアスもトムに追いつき、へスターが何を言ったのか聞き出し、いきなりトムをダストシュートに落とす。

へスターとトムはダストシュートから落ちため、死んだものと思われたが、ダストシュートからロンドンの外に出され生きていたのである。

 

へスターとトムは奴隷市場に

へスターとトムはロンドンのキャタピラの後を頼りに歩き始め、結果、通りかかった移動都市に乗せてもらうことになる。
そこでお茶を出され、部屋に案内されるとゆっくり休むことができる場所を得る。
その時にへスターは今まで頑なに話さなかった自分の過去を話しだした。

へスターの母パンドラ・ショウは考古学者でサディアスとともにいた。
ある時、パンドラは危険なオールドテクを見つけたが、サディアスはそれを奪い取ろうとして、パンドラを殺し、まだ8歳だったへスターにも襲いかかったが、顔に傷をつけられ、なんとか逃げ出したというのだ。

すると急に外が騒がしくなり、トムは外に出ようとすると、その部屋は鍵がかけられており、監禁されたことに気づく。
乗せてくれた移動都市の連中は奴隷市場にトムとへスターを売る気だったのである。

そして、2人は奴隷市場に・・

 

育ての親のシュライク

奴隷市場でへスターはオークションにかけられるが、反移動都市同盟のアナ・ファンに助けられ、オークション会場は乱闘になる。

そこにサディアスが牢獄から解き放った人造人間シュライクが現れ、へスターに「約束を守れ」と言いながら、追いかける。
必死にへスターとトムは逃げ出し、アナの飛行船に乗り、なんとか救われる。

アナはへスターの母パンドラと仲が良かったらしく、へスターを探していたのだった。

へスターはトムにシュライクとの関係を話し始める。
パンドラが殺され、へスターがサディアスから逃げだした後、シュライクに拾われ、育ててくれたのだと。
そして、シュライクは心に傷を負ったへスターを自分と同じく人造人間にして救おうとしている。人造人間になり感情をなくすことで心の傷を気にしなくなる。
へスターは人造人間にしてもらう約束をシュライクとしたというのだ。
しかし、そこに移動都市ロンドンが現れたので、サディアスに復讐しにシュライクから逃げだしたために、シュライクが追いかけてきているのだそう。

アナの飛行船が到着したのは飛行都市。
飛行都市には反移動都市同盟のメンバーが集まっていて、話し合いをしている。
その話し合いの中でトムはサディアスがパンドラから奪ったものはオールドテクのメドゥーサと呼ばれる兵器を制御できる装置だということが判明した。

そこへシュライクが飛行都市に乗り込んできた。
反移動都市同盟のメンバーが戦うがシュライクには歯が立たない模様。
へスターとトムはアナの飛行船に逃げ出すが、シュライクが追い詰められる。トムはシュライクに立ち向かうが倒され、とどめを刺されそうになるが、へスターは泣きながらトムを殺さないようにお願いする。

シュライクはへスターがトムを愛していることに気づき、トムを殺すのをやめ、へスターとの約束も破棄した。
そして、アナにやられた傷が致命傷でシュライクは倒れる。へスターと過ごした日々が頭によぎっていく。最後にへスターと出会った時に持っていたペンダントをへスターに返し、シュライクは停止する。

へスター、トム、アナと生き残った反都市同盟のメンバーは反都市同盟のアジトに向かった。

ロンドン VS 反都市同盟

サディアスはメドューサを起動し、反移動都市同盟のアジトにある巨大な壁を壊そうとしている。
反移動都市同盟はロンドンがメドューサで攻撃してくる前にに先制攻撃を仕掛けようとするが、トムは「ロンドンには、一般市民もたくさんいる」と言って反対するが、先制攻撃は止められない。

しかし、メドューサの起動のがはやく、壁が攻撃される。
威力は凄まじく、一撃で巨大な壁に大きな穴を開けてしまった。打つ手はないと思いきや、へスターはシュライクに返してもらったペンダントの中にメドューサを止めるクラッシュ・ドライブが入っていることに気づき、へスターとトムはアナたちと共に、ロンドンに向かう。

飛行船でロンドンに向かうが、ロンドンからの対空射撃との激しい戦闘が始まる。
反移動都市のメンバーはアナたちの飛行船がロンドンまでたどり着くように、助けながら、次々とロンドンの大砲を壊していく。
しかし、すべての大砲を壊した時には、反移動都市の飛行船はアナの飛行船以外は全滅してしまう。

 

サディアスとの最終対決

飛行船から飛び降りて、ロンドンに侵入したへスターはメドューサのある大聖堂に入り、クラッシュ・ドライブを差しに行く。
アナはトムに飛行船を任せて、大聖堂に向かう。

そして、サディアスとアナの一騎討ちが始まる。

アナとサディアスの戦いは互角の戦いでどちらも引かない。
その隙にへスターはメドューサのコンピューターにクラッシュ・ドライブを差し込み、パスワードを入力する。
アナはサディアスにお腹を刺されるが、サディアスを離さない。
するとメドューサがシステム停止をし、驚いたサディアスがコンピューターを見るとそこにはへスターが立っている。

アナはへスターに「逃げろ!」と叫び、息絶える。

へスターは逃げ、サディアスも大聖堂を離れ、飛行船に乗るが、飛行船がロンドンとつなげられており、飛び立つことができない。
飛行船の甲板に出るとそこにはへスターがいて、サディアスとの最後の戦いが始まった。

一方、ロンドンは壁に穴の開いた反移動都市同盟のアジトに向かって直進していった。
アジトとぶつかるのを防ぐためにトムは飛行船でロンドンのエンジン部に突入し、攻撃をして破壊する。

へスターとサディアスは戦ってるところにトムの飛行船が現れ、へスターは飛び乗った。
トムはサディアスの飛行船を撃ち落とし、サディアスの飛行船は墜落した。

運良くサディアスは生きていたが、ロンドンの車輪の下敷きになってしまった。

 

へスターとトムは世界に・・

ロンドンに住んでいた生き残った人たちは反移動都市同盟のアジトに向かい、歩いていた。そこに反移動都市同盟の市長が現れ、緊張感が走るが、快く受け入れてくれるようだ。

トムとへスターは飛行船にいた。

そして、へスターが「これからどこに行く?」と聞くとトムは「世界でも見て回ろうかと思う」と答え、へスターは「あなたと一緒に行く」と言い、2人はそのまま世界に・・

 

移動都市/モータル・エンジンの感想

この作品はなんとなく見たので、前情報は一切なしで見ました。

独特の世界観があって、わからない用語とかもあったのですが、全部見た感想は「おもしろかったです!」

あとで知ったのですが、日本での宣伝や告知がうまくいっていなくて、知名度も少ないみたいですね。
アメリカでは2018年12月に公開されていて、日本は知名度がないために公開日が伸びて、2019年3月1日になったそうです。

映像のクォリティも「ロードオブザリング」の製作スタッフが製作しているだけあって、臨場感や迫力があります。

移動都市を見ていると「ハウルの動く城」を思い出すのは僕だけでしょうか。
なんとなくジブリを思い出させる感じもありました。
ジブリでは強い女性や戦う女性がいて、それをフォローする男性という構図をよく見るのですが、まさにへスターとトムはそんな感じに見えました。
トムはそんなに強くないけど、へスターを助けるために、力を出します。

あとシュライクにはいろいろと感じさせられました。
人造人間で、心、感情がないのに、へスターに対する気持ちは愛だった気がします。
死に間際にへスターとの思い出を思い出したり、へスターがトムを愛していることに気づいて、へスターを人造人間に変えて一緒に生きることができないことに気づいた時はなんだか悲しそうでした。

それに対して、サディアスの父としての姿は、自分の野望を優先していて、娘のことを考えていないものでした。

サディアスは最終的には娘から軽蔑されてしまいます。

人造人間のシュライクとサディアス。
2人の父としての姿は対比のように描かれているのがおもしろいです。

人間なのに心が通っていないサディアス。人造人間なのにへスターに気持ちを寄せるシュライク。

人造人間だろうと、人間だろうと気持ちがあるというのが大切なことだと感じたシーンでした。

 

移動都市/モータル・エンジンの最後に

独特の世界観や映像など見所はたくさんあります!

何より、あの『ロード・オブ・ザ・リング』の制作スタッフが作っているにも関わらず、日本での認知度の低さが不思議な気もします。

認知度以上におもしろい作品ですので、ぜひ見てみてください。