映画

燃えよ剣を見て新撰組を好きなにならんやつおるの?【ネタバレ感想】

燃えよ剣

司馬遼太郎の『燃えよ剣』を映画化した作品。

主人公である新撰組の鬼の副長・土方歳三を演じるのは日本のアクションスター岡田准一。

岡田くんが土方演じるのがピッタリすぎてやばいですね。

「おりゃあバラガキだった・・・バラガキ。」

いきなりカッコええのなんのって。
土方歳三の生き様を上手に描ききったなぁって感じた映画で、予想以上におもしろかったです。

ただ・・・声小さいんすよね〜笑

燃えよ剣のあらすじ

動乱の幕末でわずか6年だけ存在した「新選組」。
彼らはいかにして歴史に名を刻む【伝説(レジェンド)】となったのか――?

武州多摩の“バラガキ”土方歳三は、「武士になる」という熱い夢を胸に、近藤勇、沖田総司ら同志と共に京都へ向かう。
徳川幕府の後ろ盾のもと、芹沢鴨を局長に擁し、市中を警護する新選組を結成。

土方は副長として類まれな手腕と厳しい法度で組織を統率、新選組は討幕派勢力制圧に八面六臂の活躍を見せる。
お雪と運命的に出会い惹かれあう土方だったが、時流は倒幕へ傾いていき―――。

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出典:Amazon

 

燃えよ剣のキャスト

  • 岡田准一
  • 柴咲コウ
  • 鈴木亮平
  • 山田涼介
  • 伊藤英明
  • 尾上右近
  • 山田裕貴
  • たかお鷹
  • 安井順平

 

燃えよ剣のネタバレ感想

燃えよ剣のおもしろさは70点かな〜。

土方歳三の生き様がカッコ良すぎる

新撰組の鬼の副長と呼ばれた土方歳三のバラガキと呼ばれていた少年の頃から函館で戦死するまでの生涯を描いています。

映画が終わって思うのは「生き様カッコええ〜。」ってことです。

新撰組は有名な池田屋事件までは絶好調なんですが、その後は少しずつ内輪揉めや幕府が大政奉還するなり、立場が悪くなっていきます。

維新志士側に政権が移り出したら、幕府側だった新撰組はもはや逆賊ですよ。

沖田総司は病で倒れ、近藤局長は打首。

そんな状況でも土方歳三の道は変わらないのがかっこいい。

最後まで維新側と戦い、無謀でも投降もしない。

この映画を通して土方歳三の一生を見ると、子どもの頃から死ぬまで変わってないなって思う。

そんな生き様を見ると男として憧れるっていうか、シビれますね。

ダイジェスト感覚のストーリー

キムタク主演の『レジェンド&バタフライ』でも似たようなこと思ったんだけど、人の一生を2時間とかの映画でまとめているから、ダイジェスト感覚でストーリーが進んでいくんですよね。

芹沢鴨の暗殺、池田屋事件とか大事なところだけ要所要所に話が出て、一つの出来事に深掘りがありません。

なので新撰組のことをあまり知らないと話が入ってこないかもとは思ったかな。

山南さんが新撰組が脱走して切腹するのもかなりサクッと終わるし笑

一緒に新撰組を作って過ごしていた仲間なのにだいぶあっさり笑

そういう意味ではドラマで見た方がおもしろいのかな〜とは思いました。

かなり昔に大河ドラマで香取慎吾が近藤局長を演じた新撰組があったけど、新撰組についての話で言えば大河ドラマの方が面白いかも。

ただ新撰組の歴史をある程度知っている人からすると、土方歳三の一生を2時間30分という短い時間にまとめたと思うと、すごい出来がいいなって感じるのではないでしょうか。
(また上から目線で書いてしまった。。)

歴史を知っているだけでダイジェスト的に流れていくストーリーがちょうど良い感じのスピードに感じられます笑

声が小さい笑

邦画の時代劇にあるあるなんですが、声が小さい!

なんで声が小さいの!

声が小さすぎて何言ってるかわからないことが多すぎる笑