アベンジャーズシリーズも「アベンジャーズ/エンドゲーム」で一つの区切りを迎えました。
「エンドゲーム見たいけど、アベンジャーズ見たことないしな。」
そういう人もいるのではないでしょうか。
MCU作品は世界観が同じ作品になっていますが、基本的には全部見なくても、一つの作品だけ見ても楽しめることができます。
例えば『キャプテン・アメリカ』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』だけ見ても少し話のわからないところがあるぐらいで、問題はないです。
しかし、『アベンジャーズ』になってくると、それぞれの作品のヒーロー達が集合するので、作品を見てなかったり、前知識がないと「こいつ誰?」ってなったりもします。
この記事は、
- エンドゲーム見たいけど、アベンジャーズ見たことない。
- アベンジャーズ見る前の前知識を入れておきたい。
- アベンジャーズをもっと楽しく見たい。
このような人向けに書いたストーリーの核心を突くようなネタバレなしのアベンジャーズ初心者向けの解説です。
是非見る前の参考にしてください。
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MCUとは?

まずは背景と世界観から説明します。
MCUとは、マーベル・シネマティック・ユニバースの略称で、アメコミを代表する「マーベル・コミック」のスーパーヒーローの実写化映画化を、同じ世界観のクロスオーバー作品として扱うシリーズです。
例えば、「アイアンマン」や「キャプテン・アメリカ」は別々の映画作品ですが、世界観は同じもので同じ登場人物が出てきたりします。
そして、ヒーローが一同に出演する「アベンジャーズ」につながるストーリーになっていたりもします。
つまり、MCU作品は別々の映画作品でありながら、同じ世界観のつながった映画作品なのです。
しかも、すごいことに世界で最も興行的に成功を収めている映画シリーズなのです!
(2位はスターウォーズ)
マーベルのX-MENやファンタスティック・フォーはMCUではない?
他のマーベルキャラクターにX-MEN、デッドプール、ファンタスティック・フォーがありますが、これらはMCUとは違います。
同じ「マーベル・コミックス」なのに、なぜ違うのかというと、大人の事情ってやつです。
X-MEN、デッドプール、ファンタスティック・フォーのキャラクターの映画化の権利を20世紀フォックスに売り渡していたため、MCUには出てこないのです。
当時のMARVEL社は経営難に陥っていたため、こういった取引が行われたのです。
しかし現在(2020年1月)ではディズニーと20世紀フォックスが事業統合したためにX-MENとファンタスティック・フォーをMCU入りする計画が進められていることになったのです!
ちなみにスパイダーマンはソニー・ピクチャーズ・エンターテインメントが権利を持っていましたが、ソニーとの業務提携が成立し、2016年公開の「アベンジャーズ/シビルウォー」からMCU作品に登場することになりました。
アベンジャーズシリーズの作品
MCUの作品はフェーズごとに分けられており、フェーズ3までで23作品あります。
【フェイズ1】
- 『アイアンマン』(2008年)
- 『インクレディブル・ハルク』(2008年)
- 『アイアンマン2』(2010年)
- 『マイティ・ソー』(2011年)
- 『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011年)
- 『アベンジャーズ』(2012年)
【フェイズ2】
- 『アイアンマン3』(2013年)
- 『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013年)
- 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014年)
- 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014年)
- 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年)
- 『アントマン』(2015年)
【フェイズ3】
- 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年)
- 『ドクター・ストレンジ』(2016年)
- 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017年)
- 『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年)
- 『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017年)
- 『ブラックパンサー』(2018年)
- 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年)
- 『アントマン&ワスプ』(2018年)
- 『キャプテン・マーベル』(2019年)
- 『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)
- 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019年)
このフェーズ1〜3の全23作品をまとめて「インフィニティ・サーガ」と呼びます。
フェイズ3のラストを飾るのは『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』で、この次の作品からフェーズ3に移行します。
マーベル初心者は『エンドゲーム』を先に見てはいけない
一つ注意なのは、マーベル作品を一つも見たことがない人が『アベンジャーズ/エンドゲーム』を見ると、全く内容の意味がわからないと思うので、見てはいけません。
『エンドゲーム』をしっかりと楽しむなら、最低限いくつかのMCU作品を見なければなりません。
どの作品を見ればいいのかをこちらの記事でまとめてあるので、知りたい方は読んでみてください。

アベンジャーズ作品に重要なインフィニティ・ストーンとは?


アベンジャーズの世界で鍵となるインフィニティ・ストーン。
フェーズ1からフェーズ3まで少しずつ登場していきます。
このインフィニティ・ストーンがアベンジャーズ作品には重要になってくるので、説明しておきます。
インフィニティ・ストーンとは、「宇宙誕生以前に存在した6つの特異点が、大爆発によって宇宙が生まれた時に残骸となり、6つのエネルギーの結晶へと姿を変えたもの。」だそうです。
簡単に言えば、「とんでもないパワーを持った石(結晶)」ってことです。
ちなみに映画の中では、インフィニティ・ストーンという言葉ではなくて、石を収めている物体の名前で呼ばれていることが多いです。
この石を6つ全てそろえると全宇宙の半分の生命を滅ぼすほどの力を手に入れることができます。
1つの石でもとんでもないパワーを持っていますので、悪用するヴィラン(敵)が多いです。
ブルー、レッド、パープル、イエロー、グリーン、オレンジ色に輝く6つの結晶は、それぞれが異なるパワーを秘めています。
次は、それぞれのインフィ二ティ・ストーンの能力などについて説明していきます。
インフィニティ・ストーンの種類と能力
インフィニティ・ストーンは6つあり、それぞれ能力が違います。
それぞれの特徴をまとめておきます。
【スペース・ストーン】
- カラー:ブルー
- 別名:四次元キューブ
- 能力:ワームホールを作り出し、空間の瞬間移動が可能。
【マインド・ストーン】
- カラー:イエロー
- 別名:ロキの杖
- 能力:人の心を操ることが可能。
【リアリティ・ストーン】
- カラー:レッド
- 別名:エーテル
- 能力:宇宙を無にできるパワーを秘めていて、触れたものを暗黒物質(ダークマター)に変えることがきることができる。
【タイム・ストーン】
- カラー:グリーン
- 別名:アガモットの目
- 能力:使う者に時間を操る力と無限の可能性をもたらす。
【パワー・ストーン】
- カラー:パープル
- 別名:オーブ
- 能力:接触しただけでその星の生物すべてを消滅させる。
【ソウル・ストーン】
- カラー:オレンジ
- 別名:なし
- 能力:魂を司る。
アベンジャーズのメンバー
ここからはアベンジャーズに登場するヒーローを紹介していきます。
とにかく数が多い!!
MCU作品は世界観が同じで、フェイズ3まで23作品もあるので、ヒーローの数がたくさんいます。
頑張って紹介していきます。
【アベンジャーズ計画の立案者】
- 国際平和維持組織シールド(S.H.I.E.L.D.)長官ニック・フューリー
【アベンジャーズ初期メンバー】
- アイアンマン(本名:トニー・スターク)
- キャプテン・アメリカ(本名:スティーブ・ロジャース)
- ソー
- ハルク(本名:ブルース・バナー)
- ブラック・ウィドウ(本名:ナターシャ・ロマノフ)
- ホークアイ(本名:クリント・バートン)
【アベンジャーズ追加メンバー】
- ヴィジョン
- ウォーマシーン(本名:ジェイムズ・ローズ)
- ファルコン(本名:サム・ウィルソン)
- スカーレット・ウィッチ(本名:ワンダ・マキシモフ)
【アベンジャーズには入ってないけど、仲間】
- スパイダーマン(本名:ピーター・パーカー)
- アントマン(本名:スコット・ラング)
- ブラックパンサー(本名:ティ・チャラ)
- ドクター・ストレンジ(本名:スティーブン・ストレンジ)
- ウィンター・ソルジャー(本名:バッキー・バーンズ)
- キャプテン・マーベル(本名:キャロル・ダンバース)
【ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー】
- スター・ロード(本名:ピーター・クイル)
- グルート
- ロケット
- ガモーラ
- ドラックス
- マンティス
それぞれの作品でヒーローの仲間も入れていくとかなりの数になるので、メインで登場するキャラだけまとめました。
アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソーの3人がインフィニティ・サーガでの中心キャラになっています。
いわゆる『ビッグ3』って呼ばれてます。
各個人の紹介&能力の解説はこちらの記事を参考にしてみてください。



また私の独断と偏見でヒーローの強さランキングを作成しました。



アベンジャーズの用語解説
MCUの中で見てない作品がある人には、「ヒーロー達が当たり前のようにその用語を使っているが、なんのこっちゃ?」と感じる言葉も出てくると思います。
そんな人のために、アベンジャーズに出てくる用語を解説していきます。
ヴィブラニウム
ダイヤモンド以上の硬度と強度で、しかも軽量、最大の特徴は受けた衝撃をそのまま吸収する作用があり、ウラニウム以上のエネルギーを秘めています。
ブラックパンサーのスーツやキャプテン・アメリカの盾に使われている素材です。
この鉱物は、太古の昔に、宇宙からの隕石によって地球のアフリカにもたらされました。
そのアフリカの地にワカンダという国が建国され、ワカンダがヴィブラニウムを実質独占していました。
ちなみにワカンダはブラックパンサーの故郷です。
ヴィラン
ヴィランとは英語におけるメインの悪役のことです。
MCU作品のみの用語ではないのですが、なぜかアメコミだとよく聞くので、書いておきます。
ヒドラ


レッド・スカルことヨハン・シュミットが創設した組織。
元々はナチスの一派だが、四次元キューブ(パワー・ストーン)を手に入れたことにより、勢力を拡大し、ナチスから離反します。
第二次世界大戦末期に壊滅したと思われていましたが、現代においても様々な国や組織、事件の影で暗躍しています。
ヒドラはことあるごとに出てくるので覚えといたほうがいいです。
S.H.I.E.L.D.と敵対している組織みたいなもので、壊滅しても残党がいて、ヒドラ復活を試みようとしたりするので、ヒドラの関係者が登場することは多いです。
S.H.I.E.L.D.(シールド)
Strategic Homeland Intervention, Enforcement, and Logistics Division.の略らしいです。
地球外の未知の勢力の脅威に対抗するヒーローチーム(アベンジャーズ)の活動のバックアップを目的として結成されました。
長官はニック・フューリーで、アベンジャーズ立案者です。
S.H.I.E.L.D.はアベンジャーズのサポート役だけではなく、S.H.I.E.L.D.の活動をメインとしたTVドラマシリーズ「エージェント・オブ・シールド」というのもあります。
主人公はニック・フューリーの腹心であるフィル・コールソン。
映画アベンジャーズ後からの話としてスタートします。


