邦画

世界中で話題の映画「カメラを止めるな!」なぜこんなに人気なの!?ネタバレ解説

空前の大ヒットをした「カメラを止めるな!」を見ました。

かなり話題になっていたのですが、「なんかポスター見てるとしょぼいゾンビ映画の雰囲気でてるし。」「インディーズってあんまり見ないし。」って感じで見てませんでした。

そこに見にいった友達が「おもしろい!見にいって!」とあまりにも強く言うし、しかもその友達はもう一回見にいくとまで言い出したので、僕も見ることにしました。

すると、おもしろいのなんのって!これは話題になるよね!ってことで、「カメラを止めるな!」がなぜ、こんなに人気になったのかを考察してみました。

作品紹介、感想も書いてあり、ネタバレも含んでいますので、まだ映画を見てない人は作品紹介までにしておいてください。

それ以降はネタバレありですのでご注意を!

 

カメラを止めるな!作品紹介

まずは「カメラを止めるな!」の作品情報や概要をまとめますね。

無名の監督と無名のキャスト達

【監督・脚本】
上田慎一郎

【プロデューサー】
市橋浩治

【キャスト】
日暮隆之役:濱津隆之
日暮真央役:真魚
日暮晴美役:しゅはまはるみ
神谷和明役:長屋和彰
細田学役:細井学
山ノ内洋役:市原洋
山越俊助役:山﨑俊太郎
古沢真一郎役:大沢真一郎
笹原芳子役:どんぐり(竹原芳子)
吉野美紀役:吉田美紀
栗原綾奈役:合田純奈
松浦早希役:浅森咲希奈
松本逢花役:秋山ゆずき
谷口智和役:山口友和

キャストは秋山ゆずきさん以外は全員オーディションで選出された無名の俳優たちです。

 

カメラを止めるな!作品概要

監督・俳優養成の専門学校「ENBUゼミナール」のシネマプロジェクト第7弾として制作された異色のゾンビムービーです。

2018年公開時のキャッチフレーズは「最後まで席を立つな。この映画は二度はじまる。」「無名の新人監督と俳優達が創ったウルトラ娯楽作」で、全編96分の作品です。

初日は都内2館のみの公開でしたが、観客動員数がどんどんと増え最終的には300館以上での公開となりました。

累計興行収入は30億円を突破し、国内にとどまらず海外の賞も受賞するほどの大ヒットとなりました。

★「ウディネ・ファーイースト映画祭 2018(イタリア)」《シルバーマルベリー(観客賞2位)》
★「ファンタスポア2018(ブラジル)」《
インターナショナルコンペ部門・最優秀作品賞》
★「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018(日本・北海道)」《ゆうばりファンタランド大賞(観客賞)》
★「ゆうばり叛逆映画祭2018(日本・北海道)」《特殊効果賞》《優秀作品賞》
「プチョン国際ファンタスティック映画祭(韓国) 」EFFFFアジアン・アワード(ヨーロッパ審査員特別賞)
「ファンタジア国際映画祭カナダ)」《審査員特別賞》《観客賞2位》
★「New York Asian Film Festival (アメリカ)観客賞2位》
★「ロサンゼルス日本映画祭(アメリカ)」
《Best Film(最高賞)

 

カメラを止めるな!あらすじ

とある自主映画の撮影隊が山奥の廃墟でゾンビ映画を撮影していた。​本物を求める監督は中々OKを出さずテイクは42テイクに達する。そんな中、撮影隊に 本物のゾンビが襲いかかる!大喜びで撮影を続ける監督、次々とゾンビ化していく撮影隊の面々。
”37分ワンシーン・ワンカットで描くノンストップ・ゾンビサバイバル!”……を撮ったヤツらの話。

カメラを止めるな!なぜこんなに人気が出たのか!?

インディーズ映画ということもあって低予算(約300万円)の映画だそうです。
それにも関わらず、なぜこんなにも大人気となったのでしょうか?

上映劇場では連日満席になり、立ち見で対応してるところもあるほどだったらしいです。

映画館で立ち見してる人見たことないです!!

なぜ、こんなにも人気が出たのか理由をまとめましたので、解説していきますね。

ここからはネタバレも含んでますので、本作を見てない人は、本作を見てから読んだ方がいいです。

 

ネタバレ厳禁!「とりあえず見て!」という口コミ

この作品は3部構成になっていて、第1部は37分のワンカットのゾンビ映画です。
ゾンビ映画のエンドロールが終わった後に、時間がさかのぼり、実はこのゾンビ映画が劇中劇であったことが知らされます。

第2部は第1部のゾンビ映画が撮影されるまでの経緯や出演者のキャラクターが話わかるようになっています。

そして、第3部でゾンビ映画の撮影当日を制作側から見ることになります。
この第3部がおもしろくて笑っちゃう場面や応援したくなるシーンが出てきてキャッチフレーズである「最後まで席を立つな。この映画は二度はじまる。」の意味がとてもよくわかります。

この構成を見てもわかるように第1部のゾンビ映画より先の話をネタバレしてしまうとおもしろさ半減です。

そのため、この映画は絶対ネタバレ厳禁なのです!

つまり、知り合いに勧めようと思ったら、実際に見てもらうしかおもしろさを伝えることができないのです。

映画を見た人は「おもしろかった!」と言い、相手に「どうおもしろかったの?」と聞かれたら内容を言えないので、「とりあえず見てみて!」というしかありません。

「見てみたらどう面白いかわかるから!」と強く言われると「じゃあ行ってみるか。」となっちゃいますよね。

そして、映画館に足を運ぶ人が増えていったのです。

口コミのパワーってホント強いですね。

 

多くの芸能人の評価が高い!SNSでの拡散

多くの芸能人がこの映画を見て、「おもしろい!とにかく見てみて!」とSNSで拡散したのも人気になった理由です。


他にも多くの芸能人の方がツイートされていて、フォロワー数が多いからどんどんと広がっていきました。

 

低予算と無名の監督・出演者のため一丸となって告知

監督が役者さん全員に「ツィートしてくれ」とお願いしたそうです。
ツィッターをやっていなかった人にもこれを機会に始めてと言っていたそうで、出演者自身が作品を広めていくというのは大切ですよね。

また公開当初からキャスト陣が劇場を訪れサプライズ的に舞台挨拶を行っていたのは有名な話です。

そのため出演者の作品に対する情熱や愛情も感じられるし、無名と言えど今しがた見た映画の出演者と絡むことができるので、この作品を身近に感じることができたのです。

直接、お客さんと関わることは効果は大きく、この映画の大人気の一因になったのではないでしょうか。

 

「カメラを止めるな!」を見た感想

実際見て僕が思ったのは、「おもしろかった!けど、周りが言うほどじゃないかな。」でした。

いや、おもしろくないわけではないんですよ。ホントにおもしろかったんです!

なんでそう思ったのかを説明しますね。

ゾンビ映画だと思ってたので、最初のワンカットゾンビ映画シーンもホントに普通に見始めました。
徐々に「あれ?なんかおかしくない?」って思える点が何点かでてきて、「これは何かあるんじゃないか?」って気付き始めるんです。

しかし、それでも「こういうのもあるのかな。」と思ってしまうぐらい絶妙な感じです。
例えば、ゾンビがでてきて、建物の中にはいり、ケガはない?って何度も確認するシーンがあるのですが、何度も何度も聞くので普通はおかしいのですが、こういう状況だと、こうなるのかな?って思ってしまって、おかしいのかどうかがわかりませんでした。

ホント絶妙なんです!

最初のワンカットシーンゾンビ映画のおかしい点はラストで全て回収されるのが、また「おもしろい!」ってなるポイントなんですよね〜。

このワンカットゾンビ映画が終わると、場面が変わり、このゾンビ映画を撮る経緯などの話になります。

ここで気付くのは意外と家族愛にあふれる映画でもあるということなんです。

そして、最後のゾンビ映画撮影当日。
冒頭のワンカットゾンビ映画のネタバレシーンです。
ここのハチャメチャ具合におもしろくて、笑っちゃいます!

アイディアあり、家族愛あり、笑いあり、涙ありで、この作品は1人で見るより家族で見たり、恋人や友達といった誰かと見たほうが盛り上がること間違いなしです。

なので、「カメラを止めるな!」は本当におもしろかったんです!

しかし、僕がなぜ「周りが言うほどではないかな」って思ったかと言うと、あまりにも周りがこの映画をホメるので、(メディアもしかり)僕の期待値が高くなりすぎてしまってました!

多分、僕と同じような人が何人かいる気がするんです。
なので、期待値のあげすぎには気をつけましょう!

 

まとめ

「カメラを止めるな!」の人気の理由はネタバレ厳禁の口コミや芸能人のツィートでの拡散や出演者が一丸となってプロモーションしたことによります。

しかし、それだけでなく実際見た人が知り合いに勧めたくなるような作品であるということです。

多くの見た人が「おもしろいから、見にいってほしい!」と言いたくなるような評価の高い内容の映画なのです。

知り合いに勧める時はネタバレは厳禁です。

「おもしろいから、とりあえず見てください!」