大人気の呪術廻戦。
呪術という能力でバトルするんですが、この呪術がけっこうややこしい。
ハンターハンターの念能力並にややこしい。
技名もたくさんあるし、仕組みの説明も長ったらしくて次に出た時には忘れてることさえあります。
むしろ何の説明もなく技名が出ることもあります。
呪術についてはなんとなくわかってれば、このマンガは面白く読めるのですが、やっぱりちゃんと知ってスッキリさせたい!
そう思い、呪術廻戦の呪力がよくわかってない人向けに呪術の用語解説をまとめました。
自己解釈も入っているので間違っていたらすんません。
話の核心に触れるようなネタバレはしていないのでご安心ください。
【呪術廻戦のアニメを見るなら?】
呪術廻戦は色々な動画配信サービスで配信されています。
その中でも個人的におすすめの動画配信サービスはU-NEXTです。
呪術廻戦の呪術がよくわからない人の為に解説
呪術とは、呪力という人間の負の感情からあふれ出すエネルギーを使って、術を繰り出すことを言います。
ハンターハンターで言えば念能力のようなもので、ナルトで言えば忍法みたいなものです。
呪術廻戦では、人間や呪霊がこの呪術を使って戦います。
この呪術という特殊能力なるものがなかなかおもしろいところです。
ちなみに呪術を使う人間を呪術師って言います。
呪術の中に『呪力』と『術式』というものがあり、この2つが基礎みたいなものなのでこの2つの違いを説明しときます。
呪力と術式の違い
『呪力』は、人間が持つ負のエネルギーのことです。
呪術師は負の感情から呪力を生み出すことができます。
そして、この呪力を流し込むことで発動させる能力を『術式』と言います。
術式には様々なものがありますが、基本的には生まれながら体に刻まれているものなので、呪術師は才能が8割と言われているみたいです。
簡単にまとめると『呪力』はエネルギーで『術式』は能力ってことですね。
術式とは?さらに詳しく解説
呪力は負のエネルギーということで特に説明はいらないんですが、術式については様々な効果や技術があるので、さらに詳しく解説しておきます。
術式とは、呪力を使い能力を発揮することを言い、
- 生得術式(しょうとくじゅつしき)
- 結界術
の2種類があります。
基本的には術式と言う場合は生得術式の方を指して言います。
ちなみに1人につき、一つの術式しか使えません。
(呪霊も一体につき一つ。)
術式は生まれながらに身体に刻み込まれているものなので、呪術師の実力はほぼ才能で決まるそうです。
なので途中で術式を変えるといったことはできないのです。
基本的に呪力は負のエネルギーなので術式は相手を攻撃することに長けています。
しかし、負のエネルギーを掛け合わせて『正のエネルギー』にすることで違う効果を生み出す反転術式というものもあります。
反転術式とは?

負のエネルギーをかけ合わせて正のエネルギーを生み出すことを言います。
正のエネルギーを生み出すことで、いつもの術式とは違う効果を生み出します。
反転術式によって生み出すことができるのは2つです。
- 身体の治癒
- 術式の効果を逆にする(術式反転)
反転術式でよく使われるのは身体の治癒です。
両面宿儺が切れた手や指を復活させたりしていますが、あれは反転術式で治癒しています。
反転術式を使える使い手はかなり少なく、さらに他人の治癒までできるのは
- 家入硝子
- 乙骨憂太
- 両面宿儺
の3名のみです。
反転術式は実は術式(生得術式)とは別物の技術で、正のエネルギーを生み出すって技術です。
(術式って名前がつくのがややこしい。。)
なので術式を持っていなくても使える人間もいるみたいです。
この反転術式で生み出した正のエネルギーを使って、術式を使うことを術式反転と言います。
術式反転とは?

術式反転とは、反転術式で生み出した正のエネルギーを使って術式を繰り出すことを言います。
正のエネルギーという逆のエネルギーを使うことで術式の効果は逆に働きます。
例えば五条悟の術式は『引き寄せる力』ですが、術式反転することで『弾く力』に変わります。
ちなみに負のエネルギーを使ういつもの術式を『術式順転』と言います。
さらに術式順転と術式反転をかけ合わせて術式を使うことを『虚式』と言います。
(今のところ五条悟だけ使ってる。)
ここらで整理すると
- 反転術式・・・正のエネルギーを生み出す技
- 術式反転・・・正のエネルギーを使って術式を繰り出すこと。
って感じですね。
拡張術式とは?
術式は生まれた時から身体に刻み込まれているので、変更することは不可能ですが、解釈を広げることでオリジナルの呪術を発動することです。
ぶっちゃけこのあたりは正確な説明がされていないので、この意味で正しいのかあやしいです笑
拡張術式を使ったキャラが少ないですし、まだ内容が明かされていない術式の技術ですね。
極ノ番とは?
偽夏油曰く「領域展開を除いたそれぞれの術式の奥義」らしいです。
今までに使ったキャラが少ないですね。
夏油、漏瑚、翅王ぐらいですかね?
まあ大技みたいなものでしょう。
結界術とは?
空間の内と外を分け隔てる結界を作る術式です。
自分の中に術式を0から構築し、言霊に乗せた呪力を流して発動します。
生まれつき体に刻み込まれている生得術式と違って、結界術は呪力を持っている者なら努力次第で使えることができるのが特徴です。
しかし向き不向きが激しいので、覚えない人も多いです。
帳(とばり)

帳(とばり)は外から見えなくして呪いをあぶり出す漆黒の結界。
しょっちゅうでてきますが、結界という意味で使われている場合が多いです。
非術師からは見えないので呪術師と目に見える呪霊を隠すために使われたり、指定した人物の侵入を防ぐなどの効果を設定することもできます。
呪術の極致!領域展開とは?

術式の最終段階であり、呪術の極致は『領域展開』と呼ばれています。
領域展開とは、術式を付与した生得領域を呪力で周囲に構築する技なんですが、ややこしいですね笑
(生得領域とは人間や呪霊の心の中のこと。)
簡単に言うと、自分が思い描く世界を結界の中に創り出して、閉じ込めることです。
(わかりにくい?笑)
領域展開は閉じ込めることに特化した結界術の一種なんです。
領域展開を発動すると絶対命中という効果があり、ほぼ勝つことができるという無敵の技。
ちなみに使える術者もごくわずかです。
両面宿儺や五条悟、漏瑚、真人、伏黒恵、陀艮などが挙げられます。
領域展開の対処法
この無敵の領域展開を発動されると絶対やられるのかというと、そうでもありません。
いくつか対処法もあるみたいです。
- 呪力で防御する
- 領域の外に出る
- こちらも領域展開を発動する
- 簡易領域を行う
①呪力で防御する
領域展開の攻撃は絶対に当たりますが、防御することは可能です。
なので呪力で防御して防げます。
②領域の外に出る
領域の外に出れば、領域展開の効果はなくなります。
しかし、領域は閉じ込めることを目的とした結界なので、外に出るということ自体がかなり難しい行為みたいです。
③こちらも領域展開を発動する
お互い領域展開を発動すれば、効果を中和することができます。
さらに領域展開の強いほうがその場を制し、塗り替えることも可能です。
④簡易領域を行う
簡易領域とは、自分の周囲数メートルだけに簡単な領域を展開することを言います。
簡単な領域だが、一応領域のため、効果を中和することができます。
そのため領域展開を使うことが出来ない人にとっての守る術となっています。
ただシン・陰流の一門相伝の技術なので門外に伝えることは『縛り』で禁じられていて、使えるのは門下生のみです。
呪術の用語解説
ここから呪術の用語解説をしていきます。
「あれ?これどういう意味だっけ?」
って忘れた時にでも読んでみてください。
ちなみに探しやすいようにあいうえお順に並べましたー。
黒閃

基本的には打撃の後に呪力が流れ込んでくるのですが、呪力と打撃が誤差0.000001秒以内のほぼ同時に相手に当てることで発生する黒い光のことです。
クリティカルヒットみたいなもんですねー。
狙って出せる術師は存在しないはずなのに、ちょくちょくみんな黒閃を当てていることにビックリ笑
残穢(ざんえ)
呪いや呪術を使った後の痕跡です。
残穢をたどって追跡をしたりします。
術式開示
縛りの一つです。
相手に自分の術式の詳細を教えることで、術式の効果や能力を底上げすることができます。
縛り
呪力の制約のことです。
自分自身にリスクや制約を設けることで術式の効果や能力、呪力の増加などのメリットを得ることができます。
しかし破った場合はなんらかの災いが降りかかります。
他者と縛りを結ぶこともでき、この場合は裏切らないように行動を制約させるために使われます。
そのため脅して無理矢理結ばされても効果は発揮しないみたいです。
天与呪縛
生まれつき術者に縛りがかかっている状態です。
呪力を持たない、身体が不自由といったことと引き換えに高い能力や呪力を得ることができます。
ただし自分自身で課した縛りではなく、生まれた時から強制的に縛りを課されている状態のため本人はあまり喜んでいない場合が多いですね。
領域展延
自分の身体を包み込むように領域を展開することで、領域の持つ術式の中和効果だけを使うことができる技です。
渋谷事変で術式によって攻撃が当たらない五条悟に対して漏瑚ら呪霊たちが領域展延を使い五条悟に触れることができるようになっていました。
しかし、領域展延を使っているときは術式を使うことができません。