海外ドラマ

ドラマ「インヒューマンズ」がおもしろいのに低評価で打ち切りになった理由を考察

エージェントオブシールドのスピンオフドラマである「インヒューマンズ」。

放映前から話題になっていて、期待大の作品でしたが、まさかの8話で打ち切りという悲しい結果になりました。

私はエージェントオブシールドが好きなこともあって、「暇つぶしに見てみるか。」という気持ちで見ました。

あれ?

見てみると、意外とけっこうおもしろいやん。

・・・と、思ったのですが、見続けているとなんか雲行きが怪しくなってきました。

なんだか低評価で打ち切りになるのもわかります。

そこで、この記事で、海外ドラマ「インヒューマンズ」が低評価で打ち切りになった理由を考察していきます。
核心にふれずにネタバレしています。

インヒューマンズはHuluで視聴することができます。
無料お試し期間が2週間あるので、無料で全話見ることも可能です。

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インヒューマンズのあらすじ

特殊能力を持ったインヒューマンズは、遥か昔に地球から月に移動し、王国「アティラン」を築き上げていた。

アティランの今の王はブラックボルトで、ロイヤルファミリーという王族たちが治めていた。
しかし、ある日ブラックボルトの弟であるマクシマスによって軍事クーデターが起こされ、ロイヤルファミリーは地球のハワイに逃れる。

ブラックボルトとロイヤルファミリーは、ハワイから月に戻り、マクシマスからアティランを取り戻せるのか・・・

エージェントオブシールドのスピンオフドラマですが、エージェントオブシールドとの関わりは一切ないので、エージェントオブシールドを見てなくても問題はないです。

エージェントオブシールドを見たことない人のために、エージェントオブシールドの魅力を紹介しているので読んでみてください。

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インヒューマンズが低評価で打ち切りになった理由を考察

ここからはなぜ低評価で打ち切りになったのか?を考察していきたいと思います。

基本的に面白いのですが、ところどころツッコむところが出てきます。

ハワイなのにバスの運転手をソッコーで殺したり。

何の策もないのにモーディスにガスに向かって炎を出させ、大爆発して、仲間の部隊だけ壊滅。

こういうところ見ていると浅いドラマだなって感じてしまいます。

能力がパッとしない

インヒューマンズといえば、能力が一番の魅力です。

しかし、能力描写が少なく、基本的に格闘技戦で戦うことが多いのが残念でした。

メデューサは髪を切られ能力が使えず、カルナクは頭を打って能力がうまく使いこなせず(どんな理由やねん。)ブラックボルトの能力は強力すぎて使えません。

そのため格闘技戦が多くなるのですが、視聴者はインヒューマンズでは格闘技戦をさほど期待していない人が多いと思います。

インヒューマンズの戦いは、能力の戦いを視聴者は期待しているのですが、満足のいく能力戦ではありませんでした。

能力の描写が少ないのでどんな能力なのかハッキリよくわからなかったのもイマイチでした。
特にモーディスの能力は、よくわからず、登場したときはマクシスや予知の少年はモーディスから思いっきり目を背けさせていたので、目を見たら操られるような能力かと思いきや、顔面から強烈な炎が出る能力みたいな感じでした。

それだけの能力なら、周りが恐れるほど厄介な能力ではない気がします。

ぶっちゃけエージェントオブシールドの方がインヒューマンズバトルおもしろかったです。

 

マクシマスのキャラが中途半端。

ブラックボルトの弟・マクシマスがクーデターを起こし、王家のロイヤルファミリーは地球に逃れます。

アティランでは、成人になるとテリジェネシスを受け能力を覚醒させるのですが、まれに能力が覚醒しない者もいます。そういう人たちは炭鉱で働かされるという階級制度になっています。

その階級制度をマクシマスが壊そうとします。

また、アティランでは土地が狭く、人が増えてきたので、地球に帰るべきだと主張します。

こう聞くと、マクシスマスがクーデターを起こした理由は、アティランをより良い国に改革していこうとしているように見えますが、実は自分のことしか考えてない理由でした。

自分に能力が発現しなかったので、もう一度テリジェネシスを受けたいという理由です。

なんかこのあたりのクーデターを起こした理由が定まってない感じがするんですよね。

私的には、階級制度の崩壊と地球に行こうという理由か、自分勝手な理由のどちらかにして欲しかったです。

階級制度の崩壊と地球に行こうという理由ならマクシマスは自分の正義を貫き通そうとしたヴィランとして確立するし、自分勝手な理由なら完全に悪いヴィランとして確立します。

マクシマスのキャラ設定が中途半端なんです。

 

強大な敵って一体、誰??

終盤になるとブラックボルトがしきりに「強大な敵が・・」って言い出します。

もう打ち切りで、8話で終了なんですが、次の敵を示唆する言い方をするブラックボルト。

かなり気になりますが、続きはありません。
それなのに、なんでこんな謎を残して終わるのでしょうか。

強大な敵は「アベンジャーズ/インフィニティウォー」の公開も控えていたので、サノスのことだと思うのですが、もし、そうならハッキリ言ってくれ。

打ち切りなんだから、謎は残さないでほしい・・

 

最後に

インヒューマンズは8話で打ち切りになりましたが、見てみると思っている以上にひどくはありません。

むしろ、けっこうおもしろいです。

おそらく期待度が低かったからだと思います。

期待度高めで見ると、この記事で書いた理由で「このドラマひどいな。」ってなるかもしれません。

低評価で打ち切りになった理由を知っておくと、楽しく見れるんじゃないでしょうか笑