2019年4月26日にドキュメンタルのシーズン7が配信されました。
私はドキュメンタルが好きで、新しいシーズンが出るのをいつも心待ちにしています。
「ドキュメンタルでは、おもしろくなかった芸人はかなり叩かれる。」ということを松っちゃんが言っていました。
確かに、シーズン5以外(5は最高におもしろい!)のシーズンではおもしろくなかった人は全て叩かれています。
今回のシーズン7では誰が叩かれているかというと・・・
『ザブングルの加藤』です!
シーズン7を見ましたが、おもしろくないと叩かれる理由もわかる気がします。
しかし、松っちゃんは加藤に対して、ドキュメンタル中にけっこう褒めてました。
そこで、この記事でザブングルの加藤はドキュメンタルのシーズン7で本当におもしろくなかったのかを検討していきます。
ネタバレになりますので、ドキュメンタルのシーズン7を見てない方はご注意を。
ザブングルの加藤とは?
まずは、ザブングルの加藤さんについて紹介していきます。
コンビ名 | ザブングル |
---|---|
本名 | 加藤 歩(かとう あゆむ) |
生年月日 | 1974年10月26日 |
担当 | ボケ |
持ちギャグ |
|
加藤歩さんは、ワタナベエンターテイメント所属のお笑いコンビ『ザブングル』のボケ担当です。
持ちギャグは「悔しいです!!」と叫びながら、力んだ変な顔をするのと、「見ろや!この筋肉!」と言い、二の腕を出し、力こぶを叩きながら「カッチカチやで!! カッチカチやぞ!! ゾックゾクするやろ!!」と言う、この2つが代表的です。
加藤さんはドキュメンタルではシーズン7で初登場します。

ドキュメンタルシーズン7でのネットでの評価
加藤さんはドキュメンタルのシーズン7に初登場し、積極的に行動を起こしていきます。
その姿勢に対して、松っちゃんは「加藤おもろいな〜。」と高評価でした。
しかし、ネットでの評価はかなりの低評価で叩かれまくっています。
#ドキュメンタルシーズン7
ザブングル加藤のせいで全て台無しだったあれだけのメンツが集まったら過去一くらい面白くなっていたはずだったが、奴が全てぶち壊した
あの顔も生理的に無理。死ぬほどつまらないのに最後まで居続けるし、他人の時間を大分無駄にした。邪魔でしかなかった→
— 暗視狂犬 (@Kaya_now_rain) 2019年4月27日
ドキュメンタル見てたけど
ザブングル加藤は顔芸もキモいしつまんな(笑)
何しにきたんだ…#ドキュメンタルシーズン7— べる君@アルテマ鯖 (@Vel_game12) 2019年5月6日
ザブングル加藤つまらなすぎてイライラした。
二度と出さないで欲しい。つまらないのにしつこいって最悪。#ドキュメンタルシーズン7 #Amazonプライムビデオ
— じーこし (@toshikinotama) 2019年4月27日
かなり叩かれていますね〜。
「ドキュメンタルでおもしろくないとメッチャ叩かれる。」と松っちゃんも言ってましたが、ここまで言われると普通ヘコみます。
シーズン7を見ると、加藤さんに対してこういう感想が出るのもなんとなくわかる気がします。
一応言っておきますが、加藤さんを叩いている感想だけでなくて、もちろん褒める感想もあります。
しかし、圧倒的に悪評のが多いです。
そこで、加藤さんが叩かれてる理由を考察していきます。
叩かれる理由1:ゴールがない笑い
加藤さんの笑いは「ゴールがない笑い」なのです。
シーズン7の他の出演芸人にも言われていますし、加藤さん自身も「自分の笑いはゴールがない笑い」だということを認めています。
ゴールのない笑いとは、何かアクションを起こすのですが、最終的にどうなって笑いが起きるというオチがない状態です。
例えば、加藤さんは助っ人として、占い師のコレットさんを呼んでいました。
加藤さんは「コレットさんはよく当たる。」と最初は言うにも関わらず、後藤さんが占ってもらった結果を否定したりして、何がしたいのかわからないまま、終わっていきました。
このオチがなく、何がしたいのかわからないという状態に見てる人は不満だったのでしょう。
通常の番組だったらツッコミがはいったりして、成り立つのかもしれませんが、ドキュメンタルという空間では成り立たちませんでした。
あの空間の中にいる芸人達にとっては、もしかしたら加藤さんの「ゴールがない笑い」はおもしろかったのかもしれませんが、見てる側は全くおもしろく感じることはできませんでしたね。
また、ゴールがない笑いというのは、自分1人では笑いは起きないので、他人任せにしているという感想も多かったです。
叩かれる理由2:しつこくてターンが長い
叩かれる理由の2つ目は、加藤さんのターンが長いことです。
加藤さんの一つのネタが始まり、終わりまでが長いのです!
しかも、同じことを何回もするのが、しつこくて、不快になった人は多いのではないでしょうか。
特におっぱいのくだりは序盤に出してきたにも関わらず、終盤まで、なにかあるたびに出してきます。
そのおっぱいネタが面白いのならまだ何度か出してくるのもわかるのですが、大しておもしろくないのに何度も出してくるのが、意味わかりません。
叩かれる理由3:すぐに泣き芸をする
なにかあったらすぐに泣き芸に走るのも見てる側からすると、「またか・・」と呆れてしまいます。
加藤さんの泣き顔がおもしろかったらいいのですが、そんなにおもしろくないのに、何度も出してきます。
特に、笑いをごまかすのに泣き顔に逃げる時があるのは残念です。
泣き顔を使うと笑ってるのかどうかが全くわからないので、「卑怯だな〜。」って感じてしまいます。
他の出演芸人にも注意されているにも関わらず、ずっと泣き顔使っていました。
そういうところが悪評につながっているのでしょう。
叩かれる理由4:単純におもしろくない
シーズン7での加藤さんの主なネタをまとめると・・
- おっぱいネタ
- 変な顔になるバケツネタ
- 北村さんから電話が・・
- ギター侍の本
- 助っ人の占い師のコレットさん
- 子どものひらがなの練習長
この他にも、他の芸人との絡みなどあるのですが、加藤さんがメインでおこなったネタだとこのあたりです。
この中でもおもしろかったのは、ギター侍の本の一文を読んだネタはおもしろかったです。
しかし、読んでる人がおもしろくしたというのもあるので、加藤さんがおもしろいのかというと微妙なところです。
その他のネタに関しては正直おもしろくないという人が多いのではないでしょうか。
最初のおっぱいのネタで加藤さんはおもしろくないというイメージがついてしまった人もいる気がします。
おもしろくないというイメージがついてしまうと、もう何をしてもおもしろいとは思えなくなってしまいますしね〜。
最後に
ドキュメンタルシーズン7の加藤さんは叩かれてる理由はとてもわかりますが、加藤さんの笑いがドキュメンタル向きではない気がします。
「ゴールがない笑い」も地上波の番組だと誰かが拾うことで笑いに変わっていくのですが、ドキュメンタルという空間では勝負であり、第3者を笑わせるのではなく、相手を笑わせるので、他人に頼る笑いは、ドキュメンタルには向いていないです。
また加藤さんのアグレッシブな姿勢は賞賛されるところです。
ザコシさんの1人舞台になっていないのは加藤さんが攻めたからこそだと思います。
ドキュメンタルシーズン8は2019年の冬に配信予定されていて、次回の出演芸人とどんな笑が起きるのかすごく楽しみです。
もはやドキュメンタルのおもしろくなかった人を叩くのも、見てる人の一つの楽しみ方なのかもしれませんね〜。