チートデイをどのタイミングでおこなえばいいの?やり方をちゃんと知りたい。
この記事を見つけてくださったということは、ダイエットの停滞期にはチートデイをおこなうといいと聞いたことがある人だと思います。
または「ダイエット中に、好きなものを食べてもいい日をつくった方がいい。」というようなことを聞いたことがあるかもしれません。
しかし僕の考えではチートデイとは通常のダイエットでは必要ありません。
その理由をチートデイとはどういうものなのか?効果的なやり方やタイミングを解説しながら解説していきます。
チートデイとは?効果的なやり方やタイミング

チートデイは、「cheat=騙す、ズルをする」という意味です。
減量中は食事制限をしていますが、1日だけ「騙す・ズルをする」日をつくります。
つまり1日だけ食事制限をせずにたくさんカロリーを摂取します。
食事制限をすると摂取カロリーが減ります。摂取カロリーが減ると体脂肪は減って減量することができます。
しかしカロリーが減った状態が続くと身体がエネルギー内で対応できるようにするため代謝を下げてしまい体脂肪が減らなくなっていきます。
これが停滞期と呼ばれるものです。
停滞期を打破するために摂取カロリーを一時的に増やして、身体の代謝を上げる必要があるのです。
チートデイの効果的なやり方
チートデイは減量の停滞期の人が1日だけカロリーをたくさん摂取して代謝を上げる方法です。
カロリーをたくさん増やすことが目的ですので、グリコーゲン(糖質)を満たすことが一番ですね。
チートデイの効果的なタイミング
チートデイをおこなうのは減量中の停滞期の人です。
減量の停滞期とは代謝が落ちたことによって起こることが多いです。
そのためチートデイは減量によって低下した代謝をもとに戻すことが目的ですので、代謝が落ちてしまった人がやるべき減量のテクニックです。
代謝が落ちたことがわかったら1日限定でチートデイを取り入れてください。
代謝が落ちたのは体温でわかる
ちなみに代謝が落ちたとわかるのは体温を測ればわかります。
普段より体温が0.2度下がっていれば代謝は下がっていると考えていいでしょう。
体温が下がっていたらチートデイを入れてカロリーを増やすのが効果的です。
代謝が下がっていないのにチートデイをおこなうとオーバーカロリーになって逆に太ってしまうのでご注意ください。
一般人のダイエットではチートデイは必要ない理由

チートデイは本来はウエイトトレーニングを行い筋力を維持しながら低い体脂肪率を目指すようなアスリートや大会に出るような人が減量で使うテクニックです。
そのため一般人のダイエットには必要ないというのが正直なところです。
大会に出るようなボディビルダーたちのような厳しいトレーニングをおこったうえでの食事制限を通常のダイエットではしないと思います。
つまり身体が代謝を低下させてエネルギーを抑えるほどの状態になりません。
その状態ではチートデイの効果はあまり期待できないのです。
通常のダイエットで食事制限をして代謝が下がったりするのは栄養不足の場合がほとんどだと思います。
そのため通常のダイエットなら普段のカロリーを減らしつつ、栄養をしっかり補給することで代謝は上がります。
参考:【リバウンドしたくない人向け】ダイエットに有酸素運動はいらない!大切なのは筋トレと食事

ダイエットでもメンタルには効果あり。
チートデイはダイエットで全く効果ないのかというとそうではないです。
個人的にはチートデイはメンタルケアには必要だと思っています。
どういうことかというと、ダイエットでの食事制限が続くとどうしても我慢が続き、ストレスもたまります。
その結果、暴飲暴食してしまった・・・
となりかねません。
また食べてしまった罪悪感も出て自信をなくしてしまう人もいます。
そこで1週間に1日だけ好きなものを食べてもOKな日をつくるのはおすすめです。
慣れてきたら徐々に期間を空けて2週間に1日だけとかしていくといいですね。
筋トレが続かない理由は?誰でも簡単に継続するためのコツ8つを紹介



チートデイとは?一般人のダイエットでは必要なし。効果的なやり方やタイミングまとめ
チートデイについて解説していきました。
個人的にはチートデイは一般人のダイエットには必要ないと思っています。
本来は減量をおこなうことで低下した代謝を戻すことが目的ですが、一般人がするダイエットでは代謝が下がるほどの減量やトレーニングではないのでチートデイはあまり効果的ではありません。
しかしダイエットの場合、メンタルケアにチートデイを使うのはおすすめです。
1週間に1日「好きなものを食べていい日」をつくることで食事制限のストレス軽減することができます。
ムリせずダイエットを継続していくほうが最終的には結果を出すことにつながるのでぜひとも試してみてください。