DCコミックスのヒーローの一人であるフラッシュ。
ドラマ『FLASH/フラッシュ』は今やシーズン6まで配信されています。
また映画では『ジャスティスリーグ』や『バットマン vs スーパーマン:ジャスティスの誕生』で登場し、2022年には単独映画『ザ・フラッシュ』の公開も予定されています。
そんな人気ヒーローであるフラッシュのバリー・アレンとは、何者なのか?
バリーアレンの性格や能力について、ドラマや映画の俳優など、何から何までて徹底解剖していきます。
ちなみにドラマ『FLASH/フラッシュ』のバリーアレンをメインに書いています。
ネタバレありなので、まだドラマ『FLASH/フラッシュ』を全く見たことない人はご注意ください。
フラッシュをまだ見たことない人は海外ドラマのフラッシュがおもしろい!その魅力を語りたい!でネタバレなしで紹介しています。

ドラマ『FLASH/フラッシュ』のバリーアレンとは?


名前:バーソロミュー・ヘンリー・アレン(バリー・アレン)
生年月日:1989年3月14日
職業:セントラルシティの科学捜査官
呼び名:フラッシュ、赤い閃光、真紅のスピードスター
子どもの頃に母ノラ・アレンを『黄色い閃光(リバース・フラッシュ)』に殺害され、父ヘンリー・アレンが無実の罪で投獄されてしまいます。
以降、ジョー・ウエストに引き取られ、ジョーの娘アイリスと兄弟のように一緒に育てられます。
バリーはちょっと科学オタクに近い感じですね。
小さい頃もよく学校でいじめられていたらしい・・・
(アイリスがいつも助けていた。)
そのこともあってなのか、超高速で動けるという能力の割によく敵に負けます笑
バリーアレンの性格は明るくて、誠実。
性格はかなり明るくて、誠実。
アローとは正反対。大違いですね。
アローが悪人を平気で拷問するのを見て、ドン引きしていましたしね。
あとは戦ってる最中によくしゃべります。ちょっとスパイダーマン的な軽さがあるんですよね。
ただ毎回ナメてかかって、敵にやられるということも何回もあります。
本気でやったら絶対強いんだから、油断するなよ笑
「ヒーローとは何か?」についてよく自問自答している時もあり、真っ直ぐで真面目なヒーローです。
バリーアレンの恋愛模様


バリーは小さい頃からアイリスにずっと片思いです。
しかしアイリスはバリーを兄弟のように思っていて恋愛対象外。
なのでシーズン1第1話目でバリーが雷に打たれて、昏睡状態の間にアイリスはジョーの相棒のエディと付き合い始めます。
そのためバリーも他の女性と付き合おうと頑張ります。
フェリシティといい感じになったり、パティと付き合ったり・・・
しかし、結局うまくいかず、最終的にはアイリスに想いが通じ、結婚することができました。
バリーの恋愛を見ていても、真面目な性格だということが分かりますね〜。
オリバーだったら、シーズン2終わる頃には「何人と寝てんねん。」ってツッコミたくなるところ。
バリーアレンがフラッシュになったきっかけ
スターラボの粒子加速器の爆発の時に、雷に打たれて9ヶ月の昏睡状態に陥ります。
目覚めると超高速の能力が身についていました。
スターラボのハリソン・ウェルズ博士からメタヒューマンの説明を受け、街では能力を使って犯罪を犯すメタヒューマンがいることを知ります。
バリーは「自分がヒーローになれるのか?」と迷いますが、アローに相談をし「君なら俺よりうまくやれる。」と励ましを受けて、ヒーローになる決意をします。
最初は「赤い閃光」と呼ばれていたが、そのうち「フラッシュ」と呼ばれるようになります。
フラッシュの能力まとめ
フラッシュの能力は超高速移動です。
スピードは光速と同じくらい速いみたいですね。(約秒速30万Km)
速すぎるやろ笑!
さらに代謝機能も速いために骨折してもすぐに治るほどの治癒力を身につけています。
(ちなみにアルコールの分解も速いので全くお酒で酔わない。)
基本的には超高速移動が能力ですが、スピードを応用して多彩な技を繰り広げることができます。
できることをまとめていきますね。
①高速移動の基本的な応用技
走って移動するだけでなく、身体の一部分を高速するだけなどでいろんな技ができます。
- 声色を変える・・・・・声帯を高速で動かす
- 顔をぼやかす・・・・・顔を高速で動かす
- 残像をつくる・・・・・高速で動く
- 水の上を走る・・・・・高速で走れば可能
- スーパーソニックパンチ・・・・超高速で走ってパンチする
声と顔を高速で動かす技は、正体を隠す時に必ず使いますね。
②物質をすり抜ける
身体の原子を高速に動かして、物質の原子間をすり抜けるという技です。
失敗したら壁に激突して大怪我してしまうので、初めておこなう時はビビりまくりです。
すり抜けるのは壁だけでなく、部分的に高速にして手錠からもすり抜けることができます。
しかもフラッシュが持っている物や人も一緒にすり抜けることができるという便利な技。
③熱を生み出す
高速で身体を小刻みに動かすことによって、熱を生み出すことができます。
敵に凍らされたら、自分を温めるためによく使っている技です。
また自分の手を動かして熱を生み、誰かを温めるということもできます。
④風を起こす
両腕をグルグルと回転させて竜巻を起こすことができます。
火事が起こった時にこの技を使って真空状態を作り火を消すことができるのも特徴。
もちろん敵に向かっても放つことができる技です。
ちなみに腕だけでなく、グルグルと走れば大きい竜巻を起こすこともできます。
⑤雷を生み出し攻撃する
グルグルと走り回ることで身体に帯電された電気を腕から放ち、攻撃する技です。
シーズン2にジェイ・ギャリック(ズーム)に教えてもらってから強力な攻撃技の一つになっています。
⑥タイムトラベル
とうとう時間まで移動することができるフラッシュ。
高速で走り続けることでスピードフォースのエネルギーで時空間に穴を空け、過去や未来にいくことができます。
ドラマではよくタイムトラベルしているのですが、スピードスター達の中ではタイムトラベルはあまりしない方がいいとされています。
過去に行って何かの出来事を変えてしまうと新しい時間軸ができてしまって、現在の出来事も変わってしまうためです。
しかも変わってしまった時間軸は元に戻すことができません。
シーズン3でバリーは過去に戻り母親を救ったことで新たな時間軸ができてしまい、その結果サビターが生まれてしまいます。
シーズン5ではバリーの娘のノラが未来からやってくるなど、ご法度のタイムトラベルをよく多用しちゃってますね。
⑦残存した時間軸
シーズン2でズームがよく使っていた技です。
その技をパクってフラッシュもシーズン2以降使うようになりました。
残存する時間軸を使うと過去に戻ることでもう一人の自分を作り出すことができます。
例えば、フラッシュが数秒前の過去に戻るとフラッシュが2人いる新しい時間軸が生まれます。
なので、新しい時間軸のフラッシュが死んでも未来からきたフラッシュがいるので新しい時間軸には何の影響も生まれません。
この残存した時間軸を使ってズームの全次元を破壊するという装置も止めることができました。
何人でも実体のある分身を作れるので便利なのですが、タイムトラベルしているので時間に干渉しています。
そのためタイムレース(時間の番人みたいなやつ)に狙われてしまうこともあります。
(ズームはそれで連れて行かれた。)
フラッシュを演じている俳優は?
フラッシュ役をしている俳優はドラマと映画で違います。
それぞれ紹介していきますね。
ドラマのバリーアレン役
- 名前:グラント・ガスティン
- 生年月日:1990年1月14日
- 身長:188cm
ドラマ『FLASH/フラッシュ』のバリーアレン役を演じるのはグラント・ガスティンです。
『glee』のダルトン・アカデミー校 ウォーブラーズのセバスチャン・スマイス役を演じていたのは有名ですね。
小さい頃からタップダンスを習い、高校生の時にはミュージカル演劇を学ぶためのスクールにも通っていたそうです。
フラッシュのシーズン3第17話のスーパーガールとのクロスオーバーエピソードでもグラント・ガスティンはミュージカルを披露しているので必見です。
映画のバリーアレン役
- 名前:エズラ・ミラー
- 生年月日:1992年9月30日
DCコミックスの映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』や『ジャスティス・リーグ』でバリーアレンを演じたのはエズラ・ミラーです。
2022年には単独映画『ザ・フラッシュ』の公開も予定されています。
グラント・ガスティンを映画のフラッシュでも起用してほしいというファンからの要望も多かったそうですが、「映画の世界観にグラントのイメージが当てはまらない。」としてエズラ・ミラーの起用につながったみたいです。
確かにドラマ『FLASH/フラッシュ』はDCコミックスにしては、かなり明るくユーモアある作品です。
DC映画のダークな雰囲気にはグラント・ガスティンは当てはまらないし、逆にイメージを壊してしまいそうですね。
バリーアレンの軌跡をまとめてみた
ドラマ『FLASH/フラッシュ』のバリーアレンの軌跡について簡単にまとめていきます。
個人的な感想も含まれているので、気楽に読んでください笑
シーズン1
シーズン1でバリーアレンは超高速移動の能力を身につけます。
そしてスターラボのウェルズ博士とシスコ、ケイトリンと犯罪を犯しているメタヒューマンを捕まえるというヒーロー活動を始めます。
バリーは光速で動けるというチートな能力にも関わらず、しょっちゅう敵にやられます笑
(元いじめられっ子だからなのか・・・?)
敵にやられて逃げ帰り、スターラボで対策を練り、やっつけるというのがいつものパターン。
仲間ってホント大切だね。笑
実はリバース・フラッシュであるウェルズ博士に能力の使い方を教わりながら、スピードスターとして成長してきます。
リバース・フラッシュには最後までボコボコにされていましたが、アローとファイヤーストームの助けを借りてなんとか倒すことができました。
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シーズン2
シーズン2では特異点の影響によって並行次元である『アース2』のスピードスターのズームがヴィランです。
バリーはズームとの戦いによって『稲妻を放つ』と『残存した時間軸』という技が使えるようになります。
ズームはなかなか凶悪なヴィランでバリーの親父も殺されてしまいます。
そのためバリーは失意のどん底に陥り、タイムトラベルをして母ノラ・アレンを救い出し、過去を変えてしまいます。
アイリスとやっと想いが通じ合えたにも関わらず、タイムトラベルして過去を変えちゃうぐらいなので、かなり精神的ダメージは負っていたようですね。
このシーズン2でバリーのスピードはさらに速くなり、ズームにも負けない速さにまで成長しました。
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シーズン3
シーズン2で母ノラ・アレンを助けて過去を変えたことが影響してフラッシュ・ポイント(別の時間軸)を生み出してしまいます。
このフラッシュ・ポイントによって
- シスコの兄が死んでいた。
- ジョーとアイリスが絶縁中。
- 科学捜査官の同僚にジュリアンが現れた。
- ケイトリンにキラーフロストの能力が開化していた。
- ディグルの娘が息子に変わった。
など、たくさんの変化が起き、バリーはみんなから恨まれます。
「自己都合で過去を変えるなんて言語道断!」
と言わんばかりにバリーは責められます。
シーズン3のバリーを見ているとちょっぴりかわいそう。(自分が悪いんだけどね。)
ヴィランも残存した時間軸で生まれた自分(サビター)だし。
ただジェシークイックやキッドフラッシュといったスピードスターの後輩ができたため、教えることが上手になりましたね。
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シーズン4
シーズン4でスピードフォースの中から出てきたことにより、バリーは自分の中にスピードフォースをもつという力を得ます。
自分の中にスピードフォースがあるため、自分が触れた人をスピードスターの時間にすることができるのです。
簡単に言えばフラッシュみたいに速く動けるようになるってことです。
しかし、普通の人にはフラッシュと同じように速く動き続けるのは体力が持たないのでほんのちょっとしかフラッシュの世界に入ることができません。
人間的にはバリーも成長して、ラルフに「ヒーローとは?」を教えたり、人を励ますのが上手になったりしました。
なんだか経験を積んで、ちょっぴり大人になってきましたね。
シーズン5
シーズン5では未来から娘のノラ・アレンがやってきます。
バリーは父親として、ヒーローとして、アイリスの夫として、いろんな面でけっこう頑張ってますね。
シーズン1と比べるとかなり成長を感じる。
リバース・フラッシュのことも一切信じなかったし。
昔のバリーなら騙されてそう笑(アイリスは騙されてた)
リバース・フラッシュと通じていたノラを怒るあたりも今までのバリーでは考えられないところですね。
だって今までならバリーがいらんことして怒られる側な気がするし笑
娘がいることで人として成長させてくれるんですね。