「機動戦士ガンダムのシリーズってやたら多くてよくわからない。」って人けっこういると思います。
実は僕もよくわかってなくて、ガンダムと名前のつくものは物語に何かしら関係があるのか、ないのか?なんでもかんでもガンダムってつけやがって!って思ってました。
そこで、宇宙世紀の機動戦士ガンダムシリーズの作品をまとめて解説していきます。
細かく書くと情報量多すぎて、逆によくわからなくなるので、簡単に大事かなってところだけにしてあります。
宇宙世紀の時系列もわかるように年表にもしました。
宇宙世紀のガンダムシリーズを無料で見る方法をまとめました。
興味あればご一緒にどうぞ。

宇宙世紀(U.C.)年表
U.C.0001 | ラプラス事件 【機動戦士ガンダムUC】 |
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U.C.0068 | ジオン・ズム・ダイクンの死 【機動戦士ガンダム THE ORIGIN】 |
U.C.0079 | 一年戦争 【機動戦士ガンダム】【ポケットの中の戦争】【第08MS小隊】 【MS IGLOO】【サンダーボルト】 |
U.C.0083 | デラーズ紛争 【機動戦士ガンダム0083】 |
U.C.0087 | グリプス戦役 【機動戦士Zガンダム】 |
U.C.0088 | 第一次ネオ・ジオン抗争 【機動戦士ガンダムZZ】 |
U.C.0093 | 第二次ネオ・ジオン抗争 【機動戦士ガンダム 逆襲のシャア】 |
U.C.0096 | ラプラス戦争 【機動戦士ガンダムUC】 |
U.C.0097 | 不死鳥狩り 【機動戦士ガンダムNT】 |
U.C.0105 | マフティー動乱 【閃光のハサウェイ】 |
U.C.0120 | オールズモビル戦役 【機動戦士ガンダムF90】 |
U.C.0123 | コスモ・バビロニア戦争 【機動戦士ガンダムF91】 |
U.C.0133 | 木星戦役 【機動戦士クロスボーン・ガンダム】 |
U.C.0149 | ザンスカール戦争 【機動戦士Vガンダム】 |
一覧にするとこんな流れです。
次からはガンダム作品にも触れながら一つ一つ見ていきますね。
U.C.0001 ラプラス事件
宇宙世紀元年です。
爆発的な人口増加や環境破壊、資源の枯渇といった地球の問題を解決するために宇宙移民を開始します。この宇宙移民の開始から西暦を宇宙世紀と改暦されました。
その宇宙世紀の改暦セレモニーを首相官邸「ラプラス」で執り行われようとしたときに爆破テロによって破壊されます。貧しさからそのテロ事件に加わった青年サイアムは、爆発に巻き込まれ、残骸の中である物を発見します。
それは後に「ラプラスの箱」と呼ばれることとなる禁忌の箱でした。
【機動戦士ガンダムUC】の中核となる話です。
U.C.0068 ジオン・ズム・ダイクンの死
宇宙移民(スペースノイド)達は、連邦政府関係者や一部の特権階級者達が地球を私物化し、自分達をも支配しているとして、不満が募っていきます。
それに応えるかのようにジオン・ズム・ダイクンがコロニーの自治は可能であるという説を提唱し、地球連邦政府からの完全独立運動を先導しますが、演説中に突如倒れ、帰らぬ人となります。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN
U.C.0068からU.C.0079の一年戦争までの間の物語です。
原作はコミックで、その中の「シャア・セイラ編」と「ルウム編」がOVA化されています。
ダイクンの息子のシャアが物語の中心で、生い立ちやザビ家への復讐、一年戦争に至る経緯などファーストガンダムではわからなかったところが描かれています。
ガンダムオリジンについて、もうちょっと詳しく知りたい人がいればこちらでまとめてあるので、興味ある方は見てみてください。



U.C.0079 一年戦争
一年戦争は別名「ジオン独立戦争」と呼ばれる通り、ジオン公国が地球連邦からの独立をするための戦争です。
ダイクンが志半ばで倒れてから、代わってデギン・ソド・ザビが引き継ぎ、ジオン公国を成立させます。
そして、ジオン公国は地球連邦政府に対して宣戦布告をおこない、一年戦争が始まります。
U.C.0080に月面都市グラナダで、地球連邦政府とジオン共和国臨時政府との間に終戦協定が締結されて一年戦争は終結します。
機動戦士ガンダム


ファーストガンダムとも呼ばれる1作目のガンダム作品です。
ガンダムのパイロット・アムロを主人公として、一年戦争終盤の4ヶ月間の物語です。
機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
ガンダムシリーズ初のOVA作品。
ガンダム側の視点ではなく、アル少年とジオン公国軍新兵のバーニィという2人の主人公を軸に、ガンダムを倒す側の視点で描かれています。
ある日、少年は“戦争”と出会った―地球連邦軍とジオン公国軍による戦いが熾烈を極める宇宙世紀0079年末期。連邦軍の開発したニュータイプ専用モビルスーツ・ガンダムNT-1 アレックスを巡る戦いが、宇宙に浮かぶコロニー・サイド6で展開する。惹かれあいながらも、お互いの素性を知らぬまま戦うアレックスの女性テストパイロット・クリス、アレックスを狙うジオン軍の青年パイロット・バーニィ……。少年アルは彼らの戦いの目撃者となる。
ポケットの中の戦争 公式HP
機動戦士ガンダム 第08MS小隊
OVA作品。
第08小隊は「機動戦士ガンダム」とほぼ同時期を描いています。
宇宙世紀0079年10月。
地球連邦軍所属の一隻の輸送艇が、地球に向かって移動していた。
その船には地上部隊への配属となった連邦軍兵士が乗船しており、若手士官のシロー・アマダ少尉もその一人だった。
窓の外に、地球の美しい姿が広がり始めたとき、輸送船の兵士達はモビルスーツ同士の戦闘を目撃する。
被弾し、弾薬も尽きた友軍のジムに迫る、改良型のザク。顔も知らぬ仲間の危機的状況を見たシローは、輸送船に積まれていたボールで応援に向かう。
そして、捨て身の戦法でジムを救い、ザクと同士討ちとなったボールから脱出したシローは、同じく機体を失ったジオンの女性パイロットと出会うのだった。
彼女の名は、アイナ・サハリン。
残骸となった艦船に取り付いた二人は、敵と味方という関係を越え、協力して共に生きて帰ることを誓う。この出会いが、彼らの運命を大きく変えるとも知らず、シローとアイナは、生き残るための「二人だけの戦争」を始めるのだった……。
機動戦士ガンダム 第08MS小隊 公式HP
機動戦士ガンダム MS IGLOO
フル3DCGで作成された作品。
一年戦争を舞台に、ジオン軍側から描いた内容となっています。
宇宙世紀0079。
後に“1年戦争”と呼ばれた時代。
地球連邦への独立戦争を挑んだ“ジオン公国”は、新兵器・新型機を矢継ぎ早に戦場へと投入する。一見、華々しくはあるが、過酷な現実がその背景には存在した。本作品は、新兵器等を実用試験するジオン軍「第603技術試験隊」に参加した人間たちとジオン軍の試作兵器の活劇を描く「群像劇」である。
「黙示録0079」では、1年戦争末期ジオン軍の敗色が濃厚な中を駆け抜ける第603技術試験隊、最後の戦いが描かれる。
MS IGLOO 公式HP
機動戦士ガンダム サンダーボルト
機動戦士ガンダムの外伝作品。2012年より「ビッグコミックスペリオール」で連載されています。
一年戦争末期の宇宙での戦いを描いた第一部、一年戦争後の地球情勢を描いた第二部の二部構成になっています。
宇宙世紀0079、地球連邦とジオン公国が戦った一年戦争の末期、サイド4のスペースコロニー群、ムーアはジオン軍の攻撃により破壊され、多くの住人が命を落とした。
破壊されたコロニーや、撃沈された戦艦の残骸が無数に漂う暗礁宙域では、ぶつかり合い帯電したデブリによって絶えず稲妻が閃くようになり、いつしかそこは、『サンダーボルト宙域』と呼ばれるようになった。
ムーア市民の生き残りで構成された地球連邦軍所属部隊、ムーア同胞団は、故郷であったサンダーボルト宙域の奪還を悲願とし、宙域のジオン軍を殲滅せんとしていた。
連邦の進軍を足止めせんとするジオン軍も、義肢兵の戦闘データ採取を目的に設立されたリビング・デッド師団を展開。
ムーア同胞団に所属しながら、故郷や自身の出自に束縛される事を疎ましく思うイオ・フレミングと、過去の戦闘により両足を失い、今はリビング・デッド師団でエーススナイパーとして活躍するダリル・ローレンツは、戦場で対峙した時、互いに悟るのだった。
ふたりは、殺し合う宿命なのだと……。
機動戦士ガンダム サンダーボルト公式HP
U.C.0083 デラーズ紛争
地球連邦軍とジオン公国軍の残党であるデラーズ・フリートとの紛争。
この紛争をきっかけに「機動戦士Zガンダム」に登場するティターンズが結成され、次のグリプス戦役につながっていきます。
機動戦士ガンダム0083
「機動戦士ガンダム」の宇宙世紀0079年と、「機動戦士Ζガンダム」の宇宙世紀0087年の間の出来事が描かれ、この作品間の空白を埋めるストーリーとなっています。
宇宙世紀0083年。
オーストラリアの地球連邦軍トリントン基地に向かう一隻の強襲揚陸艦があった。
その揚陸艦アルビオンに積まれていた2機の試作ガンダム。トリントン基地に所属するテストパイロットのひとり、コウ・ウラキはその威容に目を奪われる。一方、アナハイム・エレクトロニクスのシステム・エンジニア、ニナ・パープルトンは、ガンダム試作2号機が核装備であることを見抜いたコウの観察力に舌を巻いていた。
しかし、核弾頭を装填した直後、2号機はジオンを名乗る男に強奪されてしまう。
それと時を同じくして、突然の攻撃がトリントン基地を襲った。
眼前で奪われた2号機を止めるため、コウは試作1号機に乗り込む。基地から逃亡しようとする2号機の前に立ちはだかるコウの1号機。
2機のガンダムの対峙が、新たなる戦いの幕開けとなった。
機動戦士ガンダム0083 公式HP
U.C.0087 グリプス戦役
地球連邦軍部内のエゥーゴとティターンズの戦いを中心に進み、終盤ではアクシズを交えての三つ巴の戦いになります。
一年戦争が終結し、地球連邦軍内部の地球出身者を中心に選抜されたエリート部隊ティターンズの過度のジオン残党狩りと思想弾圧に、反地球連邦政府組織のエゥーゴが対立します。
エゥーゴが勝利をおさめるが、エゥーゴ側も損失がひどく主導権を得るまでには至りませんでした。
最終決戦で、艦隊を温存したアクシズが主導権を握り、第一次ネオ・ジオン抗争に続いていきます。
ちなみにティターンズは壊滅します。
機動戦士Zガンダム
「機動戦士ガンダム」の続きとして放映されました。
シャアとアムロが同じ側で戦うのを見た時には心が躍ってしまいました。
宇宙世紀0087年、シャア・アズナブルはクワトロと名前を変え、反地球連邦組織エゥーゴに参加していた。
潜入したコロニー「グリーン・ノア」で、彼はティターンズが開発した黒いガンダムを目撃する。
一方、カミーユは憲兵からの尋問中に起きたガンダム墜落の混乱に乗じて脱走する。
ガンダムMk-Ⅱ奪取をたくらみ、再度コロニーに潜入するシャア。
その戦闘のさなか、カミーユはガンダムMk-Ⅱに乗り込み、操縦を見事にこなしてしまう。それを目撃したブライトは、カミーユにアムロの再来を感じるのだった・・・。
機動戦士Zガンダム公式HP
U.C.0088 第一次ネオ・ジオン抗争
グリプス戦役後、主導権を握ったアクシズが「ネオ・ジオン」と名前を改めて、ザビ家復興と称して サイド3ジオン共和国を制圧し、戦争へと発展していきます。
ネオ・ジオンはグレミー・トトが反乱を起こし、自滅的敗北という形でエゥーゴの勝利となります。
機動戦士ガンダムZZ
ガンダムシリーズの3作目として「機動戦士Ζガンダム」の直接の続編として作られました。
そのためエゥーゴ側のモビルスーツは「機動戦士Ζガンダム」から引き継いだものが多く登場します。
他のガンダムシリーズとは違って、明るく笑える感じにコミカルに描かれていましたが、19話以降からはシリアスな雰囲気に変更になりました。
グリプス戦役で傷ついたエゥーゴの強襲揚陸艦アーガマは修理と補給の為にサイド1の1番地コロニー=シャングリラへ寄港していた。
少年ジュドー・アーシタは、妹リィナの学費を稼ぐために仲間たちとジャンク屋で生計を立てていた。
ある日、宇宙を浮遊する脱出カプセルを回収し、結果的にティターンズの士官ヤザン・ゲーブルを救出する。
ヤザンはジュドーたちにアーガマからZガンダムを盗み出し、一儲けする事をけしかけられた。口車に乗って、Zガンダムを盗みにアーガマに潜り込むジュドーだったが、そこで会ったのは放心状態で廃人同様となったZガンダムの元パイロット、カミーユ・ビダンだった。
機動戦士ガンダムZZ公式HP
感想はこちらにまとめてますので、興味あれば見てください。



U.C.0093 第二次ネオ・ジオン抗争
地球連邦軍とシャア率いる新生ネオ・ジオンの戦争。
第一次ネオ・ジオン抗争でエゥーゴが勝利したが、戦争後の地球連邦軍の対応に不満がや反感が生まれるようになっていきました。
そこにシャアがネオ・ジオンの総帥となり、地球連邦に反乱を起こし、アクシズを地球に落とそうとします。
ブライト、アムロ率いるロンド・ベル隊がシャアのアクシズ落としを止めに入ります。
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
アニメ映画として公開されました。初の3DCGを導入した作品です。
「機動戦士ガンダム」からから続くアムロとシャアの最後の戦いを描いています。
小さい頃に初めて見た時は結局、最後は一体どうなったのかよくわからなかったです。
宇宙世紀0093年。
シャア・アズナブルは新生ネオ・ジオン軍を率い、自らが総帥となって地球連邦政府対して再び戦いを挑んで来た。
シャアは地球の重力に縛られ自己中心的な支配を続ける人類を粛正するために、地上に隕石を落下させることで地球を居住不能な星にするための作戦を展開。その暴挙を阻止するためにブライトやアムロが所属する地球連邦軍のロンド・ベル隊が出撃するも、小惑星5thルナの落下を止めることはできなかった。
シャアは次の作戦に向け、かつてのネオ・ジオンの本拠地であったアクシズの奪還とルナツーに貯蔵された核ミサイルの奪取を目論む。そして、作戦遂行に向けた見せかけの和平交渉のために、地球連邦政府との交渉の場となるサイド1のコロニー、ロンデニオンへと向かうのだった。
一方アムロも、自身が開発に参加したνガンダムをアナハイムの工場で受け取り、その後和平交渉が行われるロンデニオンに到着していた。ロンデニオンで連邦政府参事官の娘クェスと、ブライトの息子であるハサウェイに出会ったアムロは、コロニー内での休養中に、偶然にも和平交渉を終えたシャアと遭遇してしまう。そして、シャアの言葉に動かされたクエスは、彼と共にアムロのもとを去っていくのだった。
シャアは、ロンデニオンで連邦政府と交わした和平交渉を利用し、武装解除に見せかけたルナツーへの攻撃と、アクシズを強奪する作戦を実行。ネオ・ジオン艦隊は、ルナツーへ壊滅的な打撃を与え核兵器の奪取に成功し、さらにシャア自身もアクシズを守る部隊を殲滅。目的どおり、核兵器とアクシズを手中に収めた。
第2の隕石としてアクシズを地球へ落とそうとするシャア。それを阻止すべく行動を開始するアムロとブライトが率いるロンドベル隊。
地球の命運をかけて、二人のニュータイプ同士による最後の戦いが幕を開ける!
機動戦士ガンダム 逆襲のシャアHP
逆襲のシャアのラストについて考察しました。
僕と同じように最後がよくわからなかった人、興味ある人は見てみてください。



U.C.0096 ラプラス戦争
第二次ネオ・ジオン抗争から3年後、U.C.0001「ラプラス事件」の時に持ち出されたラプラスの箱を巡り、地球連邦軍と袖付き(ネオ・ジオン残党軍)の争いが起こります。
機動戦士ガンダムUC
OVA版として公開され、その後テレビアニメ化もされています。
「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」からの続編なので、今までのガンダムで登場した人物など数多く登場します。
また、このあとの物語になる「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」や「機動戦士ガンダムF91」、「∀ガンダム」とのつながりある描写も見られます。
「機動戦士ガンダム」から続く地球連邦とジオンとの一連の抗争に一応の決着を付ける総括的作品です。
見た感想は、ガンダムユニコーン強すぎますね。
『シャアの反乱』から3年、一年戦争から続く戦乱の世は、表面上には平穏を取り戻しているかのように見えた。
工業スペースコロニー〈インダストリアル7〉に住む少年バナージ・リンクスは、ある日、オードリー・バーンと名乗る謎の少女と出会う。
彼女は、ビスト財団とネオ・ジオン残党軍『袖付き』による『ラプラスの箱』の取引を止めようと、単身行動を起こしたのだ。彼女に対し、協力するバナージ。
だが、同じく取引を妨害するため乗り込んだ地球連邦軍と『袖付き』との戦闘により、コロニーは戦場と化してしまう。オードリーを探して戦火を走り抜けるバナージは、『ラプラスの箱』の鍵となる純白のモビルスーツ、ユニコーンガンダムとの運命的な出会いを果たす。
『ラプラスの箱』とは何か―。
『箱』の抱く秘密とは何か―。
今、宇宙世紀 百年の呪いが解かれようとしていた。
機動戦士ガンダムUC HP
ガンダムユニコーンについて感想・解説まとめました。



U.C.0097 不死鳥狩り
「ラプラス戦争」の終結から1年後、消息不明となったMSユニコーンガンダム3号機フェネクスの捕獲作戦「不死鳥狩り」が行われます。
機動戦士ガンダムNT
「機動戦士ガンダムUC」以降の物語を展開するシリーズ「UC NexT 0100」の第1弾として製作された新作映画です。
もうニュータイプもよくわからんことになっています。
U.C.0097――。
『ラプラスの箱』が開かれて一年。
ニュータイプの存在とその権利に言及した『宇宙世紀憲章』の存在が明かされても、世界の枠組みが大きく変化することはなかった。のちに『ラプラス事変』と呼ばれる争乱は、ネオ・ジオン残党軍『袖付き』の瓦解で終結したかに見えた。
その最後の戦闘で、2機のフル・サイコフレーム仕様のモビルスーツが、人知を超えた力を示す。 白き一角獣と黒き獅子、2機の脅威は、封印されることで人々の意識から遠ざけられ、忘れ去られるはずだった……。しかし、2年前に消息不明となっていたRX-0 ユニコーンガンダム3号機が、地球圏に再びその姿を見せ始めた。
金色の“不死鳥”……その名は、フェネクス――。機動戦士ガンダムNT HP



U.C.0105 マフティー動乱
第二次ネオ・ジオン抗争から10年が経ち 、地球連邦政府は表面上の平和に酔い知れていました。
「地球を自然に帰し、すべての人類は平等に宇宙で暮らすべきだ!」と主張する秘密結社「マフティー・ナビーユ・エリン」は連邦に反旗を翻し、戦闘を開始します。
この首謀者である「マフティー・ナビーユ・エリン」こそ、ハサウェイ・ノアです。
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
劇場三部作として2020年7月23日に第一弾公開予定です。
ガンダムシリーズ40周年記念作品で、ガンダムナラティブに続き「UC NexT 0100」の第2弾として制作されています。
U.C.0120 オールズモビル戦役
宇宙世紀0120年、過去の動乱が過ぎ去り平穏な日々が続いていたこの時期に、地球連邦軍第13実験戦団は次期主力MSとして開発されたサナリィ製MS「F90」2機のテストを行っていた。
そのテストの最中に旧ジオン軍のMSそのままの形をした謎のMS集団が現れ、F90二号機が強奪されてしまう。
第13実験戦団は、本来の第13独立機動艦隊として、F90を強奪した組織の本拠とされる火星へ赴く。
wikipedia
機動戦士ガンダムF90
映画「機動戦士ガンダムF91」の公開に先駆けて前史として発表されました。
ストーリーは前半パートは漫画で、後半パートはスーパーファミコン用ソフト『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』に分かれています。
U.C.0123 コスモ・バビロニア戦争
地球連邦軍と大企業ブッホ・コンツェルンの結成した私兵組織クロスボーン・バンガードとの争いです。
コスモ・バビロニアの建国自体は失敗したものの、この戦争により地球連邦軍の弱体化と地球連邦政府の宇宙への無関心さが明らかとなり、各地のコロニーが続々と独立する「宇宙戦国時代」と呼ばれる時代へと移行しました。
機動戦士ガンダムF91
宇宙世紀0123年。
月の周辺に新設されたフロンティア・サイドのコロニー、フロンティアIV。その内部にあるフロンティア学園では学園祭が開催され、いつもと変わらぬ平和な一日が過ぎようとしていた。
そんな中、フロンティアIVに近づくMS部隊の姿があった。
彼らの名は、クロスボーン・バンガード。庶民のための真の貴族による支配主義「コスモ貴族主義」を標榜するマイッツアー・ロナが創設した武装集団に所属するMSだった。クロスボーン・バンガードのMSはフロンティアIV内部に潜入し、迎撃する連邦軍MSとの戦闘によって、平和なコロニーは一転して戦場と化していく。
戦火の中、フロンティア学園の生徒であるシーブック・アノーは、幼なじみのセシリー・フェアチャイルドら学園の仲間と共に、シェルターへ避難しようとしていた。しかし、死地を乗り越え、ようやく宇宙港に辿り着いたシーブックたちの前に現れたのは、クロスボーン・バンガードのMSだった。
彼らの目的は、ロナ家の血を引くセシリーを連れ帰ることにあったのだ。
迎えに来た兄と共に友人たちのもとを去るセシリー。その後、脱出したシーブックたちはスペースボートでフロンティアⅠに辿り着いていた。
フロンティアⅠでクロスボーン・バンガードの追撃を逃れた練習艦スペース・アークに助けられたシーブックは、そこで母親が開発していた新型MSF91ガンダムと出会う。
しかし追撃の手はついにスペース・アークにも及び、シーブックはF91で出撃。初戦闘ながらクロスボーン・バンガードのMS部隊を退けるのだった。
その頃セシリーは、ロナ家の女として生きることを心に決め、フロンティアIVで行われるコスモ・バビロニアの建国式典に参加しようとしていた。
建国式典の前夜、コロニーに戻り、セシリーと再会するシーブック。しかし、彼女の決心を覆すことはできず、再び離ればなれとなってしまう。
そして、再び始まるクロスボーン・バンガードによるフロンティアⅠへの侵攻。
そこで、敵と味方という立場になってしまった二人は、それぞれがMSパイロットとして戦場で再会する。しかしその進行作戦の裏ではセシリーの父である鉄仮面の巨大な陰謀が進行していた。
離ればなれとなったシーブックとセシリーは、再び通じ合うことができるのか?
そして、鉄仮面が企てる陰謀の正体とは……?
機動戦士ガンダムF91 公式HP
1991年に公開された映画です。
第二次ネオ・ジオン構想から30年後の宇宙世紀0123年を舞台に描かれました。
そのため今まで出たきたキャラは出てきません。
テーマは「家族論」であり、逆襲のシャアとは違ってわかりやすい作品になっています。
逆襲のシャアは難解ですね。
U.C.0133 木星戦役
宇宙世紀0133年に勃発した木星帝国と一部の地球連邦軍、宇宙海賊クロスボーン・バンガードによる争乱です。
木星帝国が地球連邦政府に宣戦布告し、地球全土への攻撃をかけるが地球連邦軍と宇宙海賊クロスボーン・バンガードに阻止され、終結しました。
機動戦士クロスボーン・ガンダム
「機動戦士ガンダムF91」の続編で、マンガです。
ベラ・ロナを中心に再興した宇宙海賊クロスボーン・バンガードと、木星圏を根城とする木星帝国(ジュピター・エンパイア)との戦いを描いています。
主人公はトビア・アロナクス。
U.C.0149 ザンスカール戦争
スペースコロニー一国家のザンスカール帝国とレジスタンス運動組織リガ・ミリティア、地球連邦軍との間で行われた紛争です。
リガ・ミリティアが、ザンスカール帝国が発動させた最終作戦「エンジェル・ハイロゥ作戦」を阻止することで戦争は終結するが、ザンスカール帝国のみならずリガ・ミリティアやムバラク艦隊も壊滅的な打撃を受け、両方とも自然消滅してしまいました。
機動戦士Vガンダム


テレビアニメのガンダムシリーズでは4作目にあたり、1993年から1994年まで全51話が放送されました。
地球を汚染させてしまった人類が、宇宙に殖民して、それに十分になじむ時代となっていた。しかし人類は、この宇宙でも地球上と同じように戦争の歴史を繰り返していた--。
宇宙世紀153年、サイド2のほぼ全域を支配するザンスカール帝国は、長きにわたる統治の末、形骸化、腐敗した地球連邦政府に対し独立を宣言、宇宙における新たな秩序づくりの名の下に地球への武力侵攻を開始する。
それはウッソ・エヴィンとシャクティ・カリンの住む東欧の不法居住区ポイント・カサレリアもまた例外ではなく、ザンスカールとそれに対抗するレジスタン組織リガ・ミリティアの戦闘に遭遇したウッソたちは、運命に導かれるがごとく戦いに巻き込まれて行く。
周囲の人々を守りたい一心でヴィクトリーガンダムのパイロットとなったウッソは、戦争と言う不条理な現実の中で様々な経験を重ねて行くのだった…。
機動戦士Vガンダム 公式HP
ガンダムの宇宙世紀の歴史の最後に
宇宙世紀は150年も行けば、ファーストガンダムの面影もありませんね。
僕の中では、「逆襲のシャア」までがガンダムで、宇宙世紀です。
ガンダムユニコーンやナラティブが出てきて、新しい宇宙世紀が始まった気がしてます。
今は『UC Next 0100』というプロジェクトがあります。
U.C.0093、シャア・アズナブルとアムロ・レイの因縁に決着が付けられた『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』をひとつのターニングポイントとして、宇宙世紀 の次の100年を描いていくみたいです。
ガンダムユニコーンやナラティブを皮切りに、F91やVガンダム以外では描かれなかった宇宙世紀を描いていくとのことで、かなり楽しみです!
ガンダムの宇宙世紀まだまだ続いていきそうですね。


